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レッドウィング、ウエスコとともにアメリカが誇るワークブーツ界の雄! ホワイツこそ最強だ!!

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靴を偏愛する こじラグ谷中が、さらに靴企画を充実させるべくスタートさせた「靴魂(くつたま)」! インスタグラムに#靴魂のハッシュタグを付けてポストされたソウルメイトの投稿から、独断と偏見、そして魂を込めて厳選! あなたの靴が見たいから〜。

厳選した素材を用い、職人がハンドメイドで仕立てる名門!

朝晩はしっかり寒くなり、アウターなどまとった冬の装いへと変化するにつれて、#靴魂の投稿にもブーツが増えてきました。ここ2週は脱ぎ履きが楽なブーツがをピックアップしてきましたが、そろそろガシッと編み上げるブーツを履く準備もできたのでは?

そこで第61弾では、日本においては"キング・オブ・ブーツ"などとも称され、世界最高峰のワークブーツブランドとしての地位を築きあげたホワイツ(WHITE'S BOOTS)の投稿をピックアップしたいと思います。

創業者オット・ホワイト (Otto White) が、南北戦争以前のバージニア州にて、労働者の足を守るべく、ひとりひとりにジャストフィットする堅牢なワークブーツをオーダーメイドしたのが、ホワイツ(WHITE'S BOOTS)のルーツ。

1902年には拠点をアイダホ州セントマリーズに移して、アメリカ北西部のロガー達に高品質なハンドメイドのワークブーツを提供し、1915年には現在のワシントン州スポケーンに移転して本拠地を構えます。

スタート以来150年もの間、厳選した素材を用い、手練の職人が丹精込めて仕立てるハンドメイドを頑なに守り続けています。

ウエスコ(WESCO)同様にカスタムオーダーが可能で、姉妹ブランドであるハソーン(Hathorn Boots)とともにネペンテスが別注していたローカットタイプの「ノースウェスト(NORTH WEST)」は多くのファンを魅了しました。

2014年には、ABCマートが子会社であるラクロス・フットウェア社を通じ、ホワイツ社を買収したのも記憶に新しいですね。

では話をクルリンパと戻して、ホワイツの素敵な投稿4選をご紹介していきましょう!

ホワイツの「セミドレス(ブラック)」

まずは、ブラウンスウェード シューズの回に登場頂いた@kovo71さんの投稿から。ホワイツの「セミドレス(SEMI-DRESS)」ブラックです。

ホワイツの数ある名作の中で、主にデスクワーカーをターゲットに開発され、1930年の登場からずっと変わらないのが、「セミドレス」。当時は医者や弁護士を中心に履かれていたようです。

@kovo71さんの「セミドレス」は、油分が多く、重量感のある風合いが魅力的なホーウィン(Horween)社のクロムエクセル(Chromexcel)を採用。

耐久性に優れており、履き込むほどに味の出る革質は、堅牢なホワイツにピッタリです!

写真を拝見する限り、まだまだ綺麗な状態ですが、今後履きまくってシワやキズを増やし、磨いて鈍い光沢感をまとわせながら、@kovo71さんだけの一足に育て上げてください。

そして、またぜひ、経年変化具合を投稿してください!

ホワイツの「セミドレス(ブラウン)」

続いては、#ジュエリー魂企画、ブルガリの回に登場頂いた@share_raizoさんの投稿から。ホワイツの「セミドレス」ブラウンです。

@share_raizoさんも同様に「セミドレス」ですが、ブラウン。

記載はありませんが、色合いと風合いから判断するに、同じくホーウィン(Horween)社のクロムエクセル(Chromexcel)でしょうか? ホースハイド(HORSE HIDE)って線もなくはないですが、シワの入り方を見るとクロムエクセルではないかと…。

素材はいずれですが、同じモデルであってもブラックとブラウンで だいぶ表情が変わりますね。経年変化後は一層異なってくると思います。

そして、やっぱりブラウンのブーツはオリーブドラブに合う! @share_raizoさんは、"かなりミリタリー"と記載されていますが、ブラックじゃない分ファッションに寄ってると思いますよ。

ハトメの色も抑えられていて、結構どんな着こなしにも合いそうなので、またコーディネートとともにポストして頂けたら嬉しいです!

ホワイツの「セミドレス(オーダーメイド)」

次に紹介するのは、#ジュエリー魂企画のエルメスグッチネックレスの回に続いての登場となる@roy_clgさんの投稿から。ホワイツの「セミドレス」オーダーメイド品です。

ショップの別注などを受けているホワイツに、@roy_clgさんが個人オーダーした「セミドレス」。

シューレースのグロメット(ハトメ)を外してと相談するも、最初は"社として商品のクオリティが保証出来るレベルに至らない"というワークブーツを作る会社らしい、もっともな回答が戻ってきて断られたものの、丁寧な理由と壊れた場合でも異議申し立てをしない署名をすることで、完成にこぎつけた一足とのこと。こういう情熱ある話、最近めっきり耳にしなくなりました…。寂しい。

グロメット(ハトメ)がないだけで、あのゴリッとしたワーク感が削ぎ落とされ、だいぶ印象が変わりますね。履き込まれたシワやキズも相まって、作品のような佇まい。

僕も靴のハトメが好きではないので、このオーダーを拝見したとき ビビビと衝撃が走りました! こんなオーダーをホワイツに通す方はいなそうでなので、今後も朽ちるまで愛してあげてください。

ホワイツの「ダブル100 ワイチップ」

最後は、グルカサンダル夏サンダルの回にも登場頂いた@isamu00136さんの投稿から。ホワイツの「ダブル100 ワイチップ(W100 Y-TIP)」です。

ブーツ作りのノウハウを習得、ファクトリーのマネージャーを務めるEric Kinneyにも認められた、ホワイツ公認の日本人ブーツ職人、新城将也が独自に考案。“100 WHITE’S BOOTS MFG.”と銘打って誕生させた、日本独自のプレミアムモデルが「ダブル100 ワイチップ」です。

フルハンドなため、1ヶ月で10足未満しか生産されず、受注生産で手元に届くのは3〜4ヶ月後。それでも、アメリカらしい荒々しい無骨さと、日本人らしい匠の技が組み合わされた一足は履く価値がありそう。

実際に足を入れた@isamu00136さんの感想にも"履き始めから足に吸い付くような感触"とあり、かなり興味が湧きます。

ドレス系の靴が多い@isamu00136さんが、このブーツをどんな風に育てていくのか知りたいので、その経過についてもまた投稿してください!

 

かつては、ジンターラが模したり、ネペンテスが別注した、ハソーン由来の「ノースウェスト」や、ゴリッとしたバイク乗りが愛した「スモークジャンパー(SMOKE JUMPER)」をよく見かけましたが、最近は「セミドレス」を愛用する方が増えています。モデル名通り、カジュアルだけでなくドレッシーにも履きこなせるので汎用性も高く、大人っぽく仕上がっているのが人気の理由かもしれません。ワークブーツとしては少し高額ではありますが、価格以上の価値を得られると思いますので、気になった方は一度試してみてはいかがでしょう?

 

それでは、本日はここまで。是非これからも ドレスシューズに限らず、ブーツやスニーカーなどなど、みなさんの愛用靴を「#靴魂」を付けて たくさんポストしてください! 目標は、#腕時計魂に追いつくことです!!

ちなみにですが、会員登録して頂けるとコメントを書き込むことができますので、#靴魂に対するご意見や感想、「オレはココの靴が好きだー」「こんな切り口で靴が見てみたい」などなど奮ってコメントしてください。

それから、インスタグラムの#靴魂を介して、皆さんが交流してくれたら、こんなに嬉しいことはありません。

投稿に関してですが、撮影の仕方は自由。靴のみ、履いている足元、その靴を中心としたコーディネートなどなど、靴が写っていれば何でもOKです。ぜひご自慢の一足をインスタグラムに投稿してください。もしかすると あなたの投稿を取り上げるかもしれません。

それでは次回の「あなたの靴、見せてください」もお楽しみに!!

Edit:Ryutaro Yanaka



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