人類最古のジュエリー、ネックレスは つねに人気!
過去10回を振り返り、人気があってアクセス数が多かったブランド、アイテムを振り返るとともに、新たに投稿頂いた方々を紹介していく#ジュエリー魂。
第3位に輝いたのは、ネックレス。歴史が古く、人類最古のジュエリーと評されるのは伊達じゃありませんでした!
というわけで13弾は、メンズジュエリーの中でも人気があるネックレス(Necklace)をピックアップ。
ネックレスは、「首に巻きつける紐=ネックレース(neck lace)」が変化した呼び方。昔から強さや力などを示したり、魔除けやお守りとしても扱われ、幸せや無事を願う意味が込められてきました。
そのため、古くから贈る相手の幸せや無事を願うお守りとしてプレゼントするという文化も存在し、石器時代にはすでにその習慣があったとも言われています。
愛情を示すプレゼントの定番である指輪は婚約や結婚のイメージが強く、ブレスレットやピアスは仕事などで外さないといけないこともありますが、ネックレスは服の下に隠れるので ずっと身に着けられるので、プレゼントとしても最適なんですね。
では、話をクルリンパと戻してネックレスの投稿から素敵な5選をご紹介していきましょう!
クロムハーツの「ペーパーチェーン」ネックレス
まずは、エルメス、クロムハーツの回に続いての登場となる@grayphantom7さんの投稿から。クロムハーツ(CHROME HEARTS)の「ペーパーチェーン(Paper Chain)』 ネックレスです。
クロムハーツのペンダントのためにデザインされた、ペーパーチェーンネックレス。 スクエアベースで太めなアズキチェーンのパーツひとつひとつに「CH」とクロムハーツのロゴが刻まれています。
そのためシンプルながら存在感があり、@grayphantom7さんのようにペンダントヘッドを付けなくてもインパクトは十分!
胸ポケットからチラリと覗かせたポーチの「ダガー」の存在感も手伝ってはいますが、シンプルなユニクロ UのポケTが、一気に格上げされていますね。
ペンダントヘッドのないペーパーチェーンネックレスなら服に隠すこともできるので仕事でも差し支えありませんし、シャツのボタンを開けた際にチラッとのぞかせても良し。気分でペンダントヘッドを付け替える楽しさもあります。
@grayphantom7さんのジュエリーセレクトは、シンプルな男の装いを渋く際立たせるものが多く参考になりますので、引き続きの投稿をよろしくお願いします。
ダミアーニの「メトロポリタン」K18PG ダイヤモンドネックレス
次は、フレッドの回に登場頂いた@nakaibuchoさんの投稿から。ダミアーニ(DAMIANI)のメトロポリタン(Metropolitan)K18ピンクゴールド、ダイヤモンド ネックレスです。
1924年、エンリコ・ダミアーニがイタリア・ヴァレンツァに工房を設立してスタートした、ダミアーニ。
数あるコレクションの中でも、都会の風景を切り取ったかのような“メトロポリタン”コレクションは、街が刻々と変えるその姿を4色のゴールド、朝(PG)、昼(YG)、夕方(ブラウン)、夜(ブラック)で表現した人気のコレクションです。
クロスの各所に輝くダイヤモンドを、星に見立てているところも素敵! なんですが、奥にさりげなく置かれたロイヤルオークの「ダブルバランス(Ref. 15407ST)」の存在感が、写真をモノクロにアレンジしていても圧倒的すぎて…(笑)。
持っていらっしゃる時計とクルマ、そしてジュエリーを拝見する度に目眩がしそうなんですが、眼福なので、今後も投稿を楽しみにしています!
エルメスの「タリスマン ドラゴン」ネックレス
続いては、他の魂企画にも登場、前回のネックレスの回ではカルティエを紹介させて頂いた@mentalist0928さんの投稿から。エルメス(HERMES)の「タリスマン ドラゴン」ネックレスです。
エルメスの2019年秋冬メンズコレクションは、年間テーマ「夢を追いかけて」に沿い、メゾンを象徴するモチーフ"馬"が“ドラゴン”に姿を変えており、柄やボタン、ネックレスのチャーム、ピンバッチなどにモチーフとして採用されました。
こちらのネックレスも、そのなかのひとつ。
@mentalist0928さんは、以前に購入されたドラゴン柄のTシャツに合わせるべく、衝動買いしたとのことですが勢いありますね(笑)。
余談ですが、こじラグ谷中は名前に"龍"の字が入るので、いじられるのがメンド臭く、ドラゴンモチーフは敬遠しがち…。気にせず取り入れられたら良いのですが。
ぜひ次回は、一緒に合わせたお姿を投稿してください。楽しみにしています。
レナード カムフォート&ゴローズのネックレス
4番目は、エルメス、グッチの回に続いての登場となる@roy_clgさんの投稿から。レナード カムフォート(Leonard Kamhout)&ゴローズ(goro's)のネックレスです。
クロムハーツの創設メンバーで、そのデザインのほとんどを手掛けたとも言われるレナード・カムフォート。
1995年には クロムハーツを離れ、自身のブランドをスタートさせますが、家族間トラブル、買収など紆余曲折あった後にブランドを離れ、2016年に70歳で自殺してこの世を去りました。
キャスト(鋳造)による大量生産を行わない姿勢、そして綺麗な音色を奏でた"鳥"モチーフのベルなどは、彼が天才であったことを証明し、多くの人たちを魅了しました。
そんなベルペンダントを、ゴローズの特大フェザー ネックレス2枚と重ねた@roy_clgさん。イーグルフックとホイールのチェーンで、さり気なくすべてが"鳥"に ちなんでいるところにセンスの良さを感じます。
こじラグ谷中も初期にベルを清水ダイブしたんですが、変な流行り方をしたのを機に手放してしまったのが悔やまれます…。@roy_clgさんのポストを拝見していると、どうもノスタルジーに浸ってしまいますね(笑)。
ゴローズのネックレス
最後は、@artdirector_matsudaさんの投稿から。ゴローズ(goro's)のネックレスです。
1971年に高橋吾郎氏が創立した、ゴローズ。
ラコタ族からセレモニーを受け、「イエローイーグル」というインディアンネームを継承した彼が、自身の手で創り上げた当時のジュエリーやレザーグッズには魂がこめられており、多くの人々を魅了しました。
2013年に死去して以降も人気が衰えることはなく、数時間待っての抽選、外れれば店内に入ることもできないという状況が続いています。
そんな脅威的な人気を継続するゴローズの名作を、これでもかとセットした@artdirector_matsudaさんのネックレス。中イーグルをメインに、金メタル付きや上金などの特大フェザー、ハートホイールフェザーなど、とにかく贅沢に仕上がっています。
後ろにあるロレーンのラグジャケットとの組み合わせも完璧ですね!
@artdirector_matsudaはゴローズ以外にも素敵な革靴やバッシュをたくさんお持ちのようですので、ぜひ#靴魂にも投稿頂けると嬉しいです。
お守りとしての意味合いも強く、服に隠すことで仕事中でも着けることが可能なネックレスは、やはりリングやブレスレットより着用機会が多く、費用対効果も高いからか人気がありますね。モチーフに込められた作り手の想いを感じ取りながら、ぜひお気に入りの逸品を見つけてみてはいかがでしょうか?
それでは、本日はここまで。これからも読者の方々が、どんなジュエリーを愛して、ともに過ごしているのか? その審美眼に加え、手入れされた美しい輝き、はたまた長年愛用することで生まれたキズや汚れから感じるジュエリーへの愛着などを「#ジュエリー魂」を付けて たくさんポストしてください! もちろん女性の投稿も大歓迎!
ちなみにですが、会員登録して頂けるとコメントを書き込むことができますので、#ジュエリー魂に対するご意見や感想、「オレはココのジュエリーが好きだー」「こんな切り口でジュエリーを見てみたい」などなど奮ってコメントしてください。
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それでは次回の「あなたのジュエリー、見せてください」もお楽しみに!!
Edit:Ryutaro Yanaka