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LIFESTYLE 女たちの事件簿

男性恐怖症だった私が、女性用風俗にハマった理由。そしてさらにディープな世界へ…
〜大泉りかの女風レポート Vol.12(前編)〜

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。

「お前、男なのに、なんでスカート履いてるんだよ」

小学生の時に、男子生徒に暴言を吐かれ暴力を振るわれたトラウマから、女性らしさを一切封印。ボーイッシュなルックスでこれまでの人生を過ごしてきた芽衣さん(仮名、31歳、会社員)。

女性用風俗、通称“女風”を利用したことで、女として生きていいと思え、さらには性の快感にも目覚めた。自らの中の性への強い探究心に気が付いた芽衣さんは、さらにディープな性の世界へと潜っていく。

【前回はこちら】「男なのになんでスカートはいてんだよ」幼少期のトラウマで男性が苦手。克服のため風俗へ……

※この記事は取材を元に構成しておりますが、個人のプライバシーに配慮し、一部内容を変更しております。あらかじめご了承ください。

***

「昨年、2022年の4月のことなんですけど、女友達と飲んでいる時に、女性用風俗を利用してるって話になったんです。で、『暇だし、今から行くか!』みたいな感じで、友達と一緒にその場でフリーで予約を入れたんです。同年代でお願いしますっていう条件だけ伝えて」

芽衣さんが指定したラブホテルに訪れたのは、セラピストを始めたばかりだというヨシヒト(仮名、32歳)だった。

「そのヨシヒトがすごいド変態で……SもMもイケるって人だったんです。後からプロフィールを見たらほとんどなんの情報もなくて、ソフトSMのオプションすら付けられないのに、実際はまったく違う。わたし、その人でアナル処女を失ったんです」
 

ヨシヒトとの出会いで、芽衣さんの人生は彼女が全く想像だにしなかった方向へと、大きく変化していった……。


後編に続く

 

Text:大泉りか

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