オールデンの「ロングウィングチップ 9751」
4番目は、オールデンのコードバン回に登場頂いた@dechangriyuuさんの投稿から。オールデン(Alden)の「ロングウィングチップ 9751」ブラックコードバン(写真:右)です。
1884年、米・マサチューセッツ州ミドルボロウにてチャールズ・H・オールデン氏が創立したオールデン。アメリカにあるタンナー、ホーウィン社のコードバンを使ったシューズは、つねに人気です。
ちなみに、@dechangriyuuさんを初めてピックアップした際に紹介したのが、写真:左のロングウイングチップ「975」のバーガンディコードバン。
前回も書きましたが、最初は靴ズレがひどく、手放そうかと思ったそうですが、我慢して2年間履き込むことによって、持っている靴の中で最も足の形にフィットする靴へと育ち、そして新たに 同じ型の「9751」を色ち買いすることになるとは。やっぱり革靴って面白いですね!
こちらも最初は苦悩の日々が続くかもしれませんが、履いては磨きを繰り返すことで馴染み、自分だけの一足に育つはずですから辛抱強く、楽しみながら履いてあげてください。
そして、その経過を投稿してくださると嬉しいです!
ジェイエムウエストンのダブルモンク #537
最後は、雨に強いブーツ、グレー以外のニューバランス、茶色ブーツ、サイドゴアブーツ、脱ぎ履きが楽なブーツ、美しく磨かれた靴に続き、7回めの登場となる@neo_pennywiseさんの投稿から。ジェイエムウエストン(J.M. Weston)のダブルモンク #537です。
ジェイエムウエストンの中でもノーズが短めで甲も低め、履き口が広めなダブルモンクストラップシューズ #357。ラスト(木型)はドレスラインに用いられている11ラストで、シングルソールです。
すでに廃番となっていますが、そんなモデルのデッドストック、しかも旧ロゴでシューツリー付きを見つけてゲットしたという@neo_pennywiseさん。羨ましすぎる…
こんな状態で眠ってた靴が、セカンドマーケット、二次流通市場に姿を現すんだから、あなどれません。古着市場が活況なのも理解できますね。
おそらく手付かずだったのか、カッピカピに乾いているとのことですが、見事なお手入れで野村再生工場ばりに当時、いやそれ以上の輝きを取り戻させるのは@neo_pennywiseさんの得意技。この一足が完全復活するのが楽しみ!
命を吹き返したら、ぜひまた投稿してください。
靴だけに限らずですが、新しいものをおろすときって心躍りますよね。その一方で、汚してしまわないかと緊張もしますが、備えあれば憂いなし! 靴の場合は、しっかりプレメンテナンスするのが必須です。クリームを入れることで革は柔らかくなり柔軟性も生まれて足当たりが優しくなりますし、ワックスを塗れば保護膜ができて雨水や汚れを防ぎ、キズもつきにくくなります。新年度に新調した靴をできるだけ長く、丁寧に可愛がってあげてください。
それでは、今回はここまで。是非これからも ドレスシューズに限らず、ブーツやスニーカーなどなど、みなさんの愛用靴を「#靴魂」を付けて たくさんポストしてください! 目標は、#腕時計魂に追いつくことです!!
ちなみにですが、会員登録して頂けるとコメントを書き込むことができますので、#靴魂に対するご意見や感想、「オレはココの靴が好きだー」「こんな切り口で靴が見てみたい」などなど奮ってコメントしてください。
それから、インスタグラムの#靴魂を介して、皆さんが交流してくれたら、こんなに嬉しいことはありません。
投稿に関してですが、撮影の仕方は自由。靴のみ、履いている足元、その靴を中心としたコーディネートなどなど、靴が写っていれば何でもOKです。ぜひご自慢の一足をインスタグラムに投稿してください。もしかすると あなたの投稿を取り上げるかもしれません。
それでは次回の「あなたの靴、見せてください」もお楽しみに!!
Edit:Ryutaro Yanaka