フェラガモのコンビウィングチップ
続いては、@kitsutakiさんの投稿。フェラガモ(Salvatore Ferragamo)の中でも伝統的な職人技術から生まれたトラメッザ(TRAMEZZA)ラインのコンビウィングチップです。
なんと! 11歳で、イタリア南部カンパニア州の自宅で靴屋を開業したサルヴァトーレ・フェラガモ。15歳でアメリカに渡り、映画の衣装としての靴を製作したり、ハリウッド俳優らを顧客にして名声を集めた後、1927年でフィレンツェへ戻り、サルヴァトーレ・フェラガモを開業するも1933年には一度倒産してしまいます。
イランの王侯、インドの貴族や有名人を顧客にしてなんとか復興し、彼の死後は同族経営で世界有数のファッションブランドに成長を遂げます。
そんなフェラガモのコンビウィングチップを新年度である4月1日に履きおろした@kitsutakiさん。クリスマスにセルフプレゼントした一足を、満を持してという意気込み、素敵です。
28歳にして渋い物選びをしていた@kitsutakiさんにしては攻めたカラーリングですが、これから強くなる陽射しの下では美しく映えそうです!
フェラガモのコンビレザーがどんな経年変化をするのか興味があるので、今後も投稿をよろしくお願いします!
ハインリッヒディンケラッカーのキャップトゥ
次にご紹介するのは、@tsugu_lawさんの投稿。ハインリッヒディンケラッカー(Heinrich Dinkelacker)のキャップトゥシューズです。
1879年に創業したドイツの雄、ハインリッヒディンケラッカー。 140年以上にわたり、伝統と超越した職人技を駆使して最高のシューズを世に送り出してきました。
そんなハインリッヒディンケラッカーのキャップトゥ(ストレートチップ)といえば「ロンドン」が有名ですが、こちらは内羽根なので、別モデル? 初めて見ました。
@tsugu_lawさんは、このほど法科大学院を修了•卒業。法務博士となり、今後スーツを着る機会が増えるため、卒業祝いを兼ねて購入したとのこと。本当におめでとうございます!!
でも、若くしてハインリッヒディンケラッカーが3足目とは、圧巻。
そして、銀座三越 Reshにてトゥスチールのエテルノ、ヴィブラム社のハーフラバーを装着。さらに靴磨き職人嶋香さんに鏡面仕上げをして頂くなど、プレメンテも完璧ですね!
"良い靴は素敵な場所へと連れて行ってくれる"と言いますから、ぜひこの靴を履いて残す司法試験も華麗に乗り切ってください。