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【オールデン、ジョンロブ、L.L.ビーン】秋に履きたい! 最強の茶色ブーツ

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靴を偏愛する こじラグ谷中が、さらに靴企画を充実させるべくスタートさせた「靴魂(くつたま)」! インスタグラムに#靴魂のハッシュタグを付けてポストされたソウルメイトの投稿から、独断と偏見、そして魂を込めて厳選! あなたの靴が見たいから〜。

色、革質、ドレスorワークなど、バリエーション豊富に揃います!

湿度がだいぶ下がって陽射しが強くても夏のような暑さは感じず、夜になれば涼しくなり、だいぶ快適になってきました。

そうなってくると、着こなしに茶色(ブラウン)を取り入れたくなると前回書きましたが、加えてブーツも履きたくなりますよね。ということで、第54弾ではブラウンのブーツをピックアップしたいと思います。

ブラウンのブーツは、足元から秋らしさを演出してくれますし、じつはどんなカラー使いのコーディネートにも合います。

ブラックはキリッと締まる一方でハードな印象を与えますが、自然を感じさせるブラウンは、"温もり"や"居心地の良さ"など安心感があり、秋にこそもってこい。

前回もお伝えしましたが、茶色の補色は 暗いトーンの青。正反対の印象を与える補色の関係にある色同士は、お互いを引き立てる効果があるので、メンズのアウターに多く使われるネイビーとは最も好相性というわけです。

では話をクルリンパと戻して、ブラウンブーツの素敵な投稿5選をご紹介していきます!

旧チャーチのジョッパーブーツ

まずは、雨に強いブーツグレー以外のニューバランスの回にも登場頂いた@neo_pennywiseさんの投稿から。旧チャーチのジョッパーブーツです。

1873年、イギリス・ノーザンプトンで創業したチャーチは、2000年に経営難を理由に「プラダ」によって買収され、その傘下に入りました。

@neo_pennywiseさんのジョッパーブーツは、プラダに買収される前時代のもの。その頃のものということは、今はなきイギリスのタンナー、ピポディ社のアニリンカーフですかね?

現在このレベルの、しっかり厚みがあるのに柔らかく、コシもあって丈夫なアニリンカーフを手に入れることは難しいので、ぜひ長く長〜く愛してあげてください。

@neo_pennywiseさんの旧チャーチ兄弟を拝見していると、あらためてあの時代の革靴の素晴らしさを懐古してしまいます。もっと買っとけば良かったなぁ〜って…。

グラントストーンのディーゼル ブーツ

続いては、ニューバランス白いコンバースの回に登場頂いた@the_old_river_shoesさんの投稿から。グラントストーン(Grant Stoneのディーゼル ブーツ(Diesel boots)です。

2016年にアメリカで誕生した、グラントストーン。

日本ではあまり馴染みがないですが、じつは あのオールデン(Alden)にて60年もの間セールスマンとして働いたFloyd Gilmoreと、息子のRandy Gilmoreの親子が、中国・厦門(あもい)にて新たにグッドイヤーウェルト製法の靴づくりプロジェクトを立ち上げ、さらに孫であるWyatt Gilmoreも加わってスタートさせたブランドです。

その背景通り、オールデンによく似ており、オーソペディなアプローチから作られたレオラスト(Leo Last)という木型を採用しています。

ほど良く履き込まれたブラウンカラーのブーツが、リゾルト(RESOLUTE)のデニムのブルーとよく合っていますね。

さらに経年変化すると、どんな風に味が出てくるのか気になるので、履き込んだ後にポスト頂けると嬉しいです。

ホワイツのセミドレス スウィングラスト

次にご紹介するのは、@g_mznswさんの投稿。ホワイツ(WHITE'S)の「セミドレス(SEMI-DRESS)」、スウィングラスト(SWING LAST)です。

18世紀半ばの創業以来、アメリカ・ワシントン州スポケーンにて厳選した素材を用い、手練の職人が丹精込めて仕立て続ける名門が、ホワイツ。

南北戦争の以前から労働者を足元から守るべく、ひとりひとりにジャストフィットする堅牢なワークブーツをハンドメイドにてオーダーメイドしていたのがルーツです。

数ある名作の中で、主にデスクワーカーをターゲットに開発され、1930年の登場からからずっと変わらないのが、「セミドレス」。当時は医者や弁護士を中心に履かれていたようです。

採用されたスウィングラスト(#9338 Last)は、ホワイツの特徴のひとつである土踏まずから踵にかけて盛り上がっている「ARCH EASE」をなくした、自然なフィッティング。トウシェイプはセンターを大きくずらしてカーブを描いた作りで、クラシックな表情に仕上がっています。

クロムエクセルとブルハイドのツートーンは珍しく、履きジワもイイ雰囲気。まだまだ育ちそうなので、その経過をまた投稿にて報告してください!

エルエルビーンのビーンブーツ

4番めは、ボートモカシンローファーの回にも登場頂いた@fukudadenime430さんの投稿から。エルエルビーン(L.L.Bean)のビーンブーツです。

1912年にアメリカ・メイン州フリーポートにてレオン・レオンウッド・ビーン(L.L.Bean)によって設立。

たった一人の個人経営から始まり、現会長のレオン・ゴーマンはレオン・レオンウッド・ビーンの孫。今では年間売上高16億ドルを超えるグローバル企業に成長しましたが、創業以来家族経営を貫いています。

@fukudadenime430さんがポストした「ビーンブーツ」ことメイン・ハンティングシューズは、L.L.Beanの商品第一号で、ブランドを代表するアイコン的アイテム。

雨や雪の日でも足をドライにキープする高品質の素材を使用し、いまでも一足一足、アメリカメイン州の自社工場で丁寧に仕上げられています。

ル サン パレイユ(Le Sans Pareil)のコットンモールスキン カバーオールと「ビーントート」のネイビー、「ビーンブーツ」とチノのブラウンが絶妙にマッチし、さり気なく白も効いていて爽やか。

お手本のようなコーディネートを、奇をてらわず上手に着こなす@fukudadenime430さんはさすがのひと言。今後もたくさんのポストを期待しています!

ジョンロブ&オールデンのブーツ4足

最後は、白い靴、そしてラバーソールの回にも登場頂いた@mad_scientist_madaraさんの投稿から。ジョンロブ(JOHN LOBB)&オールデン(ALDEN)のブーツ4足です。

まずは左2足、ジョンロブでバイリクエストしたというプラムミュージアムカーフのジョッパーブーツ「アボット(ABBOT)」、そしてダークブラウンミュージアムカーフの「アルダー(ALDER)」。

続いて右2足は、オールデンのブラウン クロムエクセルの「タンカーブーツ(Tanker Boots)」、そして2015年に40年ぶりの新作としてお目見えしたユティカ(Utica )レザーの「ミシガンブーツ(MICHIGAN BOOTS)」。

どれも名作すぎて、眼福! この4足が揃っていれば、向かうところ敵ナシなんですが…、@mad_scientist_madaraさんのシュークローゼットには、まだまだこれから新作が届くんですよね。本当に羨ましい限り。

そして、どの靴も美しく履かれていて本当にお見事! ぜひ新作が届いた際には、またポストして頂けますようお願いします!

 

どうですか、茶色(ブラウン)のブーツ? 黒もイイけど、秋の景色にはブラウンのブーツが良くありませんか? 短靴同様、ブラウンは色幅も豊富で、表革、スエードで表情も異なりますし、ドレスブーツとワークブーツでまったく違う楽しみ方もできますので、自身のクローゼットと相談してお気に入りの一足を見つけてみてはいかがでしょう?

それでは、本日はここまで。是非これからも ドレスシューズに限らず、ブーツやスニーカーなどなど、みなさんの愛用靴を「#靴魂」を付けて たくさんポストしてください! 目標は、#腕時計魂に追いつくことです!!

ちなみにですが、会員登録して頂けるとコメントを書き込むことができますので、#靴魂に対するご意見や感想、「オレはココの靴が好きだー」「こんな切り口で靴が見てみたい」などなど奮ってコメントしてください。

それから、インスタグラムの#靴魂を介して、皆さんが交流してくれたら、こんなに嬉しいことはありません。

投稿に関してですが、撮影の仕方は自由。靴のみ、履いている足元、その靴を中心としたコーディネートなどなど、靴が写っていれば何でもOKです。ぜひご自慢の一足をインスタグラムに投稿してください。もしかすると あなたの投稿を取り上げるかもしれません。

それでは次回の「あなたの靴、見せてください」もお楽しみに!!

Edit:Ryutaro Yanaka



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