コールハーンの「ゼログランド」
4番目は、まもなく2桁の登場となる#靴魂の常連 @shoes451さんの投稿から。コールハーンの「ゼログランド(Zerogrand)」です。
1928年、アメリカ・イリノイ州シカゴにてトラフトン・コール(Trafton Cole)とエディ・ハーン(Eddie Haan)の2人の兄弟靴職人が誕生させたコール ハーン。
1988年にはナイキ(NIKE)に買収され完全子会社となり、2012年にナイキからエイパックス・パートナーズ(Apax Partners)に売却されました。
@shoes451さんの「ゼログランド(Zerogrand)」は、エイパックス・パートナーズ(Apax Partners)への売却後、2015年に発表されたモデル。ナイキエアーの技術を加えて作られた革新的な「ルナグランド(Lunagrando)」の後継として、さらに軽く歩きやすさを追求したシューズとして大きな話題となりました。
無重力を名前にするだけあって非常に軽く、クッション性と屈曲性に優れるため、一度履いたら病みつき…。他の靴が履けなくなりそうです。
@shoes451さんも、どの靴も美しく磨き上げていて惚れ惚れますが、「ゼログランド」をここまで綺麗にして履いている方は初めてみました! 素晴らしい。
新しいコールハーンが、手入れをしながら履き込むとどんな風に経年変化するのか大変興味があるので、ぜひまた投稿をお願いします!
オールデンのパンチドキャップトゥ「21524C」
最後は、白い靴、ラバーソール、茶色のブーツ回にも登場頂いた@mad_scientist_madaraさんの投稿から。オールデン(ALDEN)のパンチドキャップトゥ「21524C」です。
このラインナップに今さらオールデンを入れるか迷いましたが、@mad_scientist_madaraさんが投稿してくださったモデルがあまりにイケてたので つい…。
ブラウンクロムエクセルのパンチドキャップトゥ「21524C」でバリーラスト、しかもCウィズです。まだ Cウィズを吊り込める職人いたんですね。バリーだからでしょうか?
そして、デザインもかっこいいのに、これを雨靴として履くなんて……。クロケット&ジョーンズ「モールトン」用のシューレースに換装するこだわりにも感服です。
もったいないと思う反面、酷使しつつ丁寧に手入れしたらイイ具合に育ちそうで、それを拝見できるのは楽しみ。
ぜひ味が出た姿も投稿してください。楽しみにしています!
合理的で つねに最新。より快適なものを追い求める傾向があるアメリカ。やはり良い時代に生み出されたプロダクトは完成度も高く、目を奪われます。それはもちろん靴に関しても。最近はスニーカー傾向が強く、目新しい革靴の登場はありませんが、アメリカなので何かの拍子にパッと現れる可能性もなきにしもあらず。とはいえ、やはり注目したいのは古参ブランドかヴィンテージ。どちらも先細り傾向にあるので、気になっている方は早めにチェックしておくことをおすすめします。
それでは、今回はここまで。是非これからも ドレスシューズに限らず、ブーツやスニーカーなどなど、みなさんの愛用靴を「#靴魂」を付けて たくさんポストしてください! 目標は、#腕時計魂に追いつくことです!!
ちなみにですが、会員登録して頂けるとコメントを書き込むことができますので、#靴魂に対するご意見や感想、「オレはココの靴が好きだー」「こんな切り口で靴が見てみたい」などなど奮ってコメントしてください。
それから、インスタグラムの#靴魂を介して、皆さんが交流してくれたら、こんなに嬉しいことはありません。
投稿に関してですが、撮影の仕方は自由。靴のみ、履いている足元、その靴を中心としたコーディネートなどなど、靴が写っていれば何でもOKです。ぜひご自慢の一足をインスタグラムに投稿してください。もしかすると あなたの投稿を取り上げるかもしれません。
それでは次回の「あなたの靴、見せてください」もお楽しみに!!
Edit:Ryutaro Yanaka