ハンバーガーメニューボタン
FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
LIFESTYLE 女たちの事件簿

【続きはコチラ】「男の子はブルーで女の子はピンク」の呪縛はいまだに続いている。卒園記念品選びで年上ママと激突!ジェンダー・ステレオタイプ払拭の険しすぎる道筋

無料会員をしていただくと、
記事をクリップできます

新規会員登録

「正直、みんな忙しい中でこの係をやっているんです。名入れにするだけでも大変なのに、表記を選ぶとなると作業量は確実に増えます。間違いが起こる可能性も高まりますし、できればそれは避けたいと言ったんですが…」。

Aくんのママに譲歩する気配はまるでなかったという。

「本当に困ってしまいました。年末までには最低でも商品を決めて、1月初旬には発注まで済ませたかったのですが、この感じでは間に合いそうもありません」。

係みんなで集まって話し合いをするのもそう簡単ではない。だからこそ、京子さんはなんとかAくんのママの説得を試みることにしたという。

「4月に係が決まって顔を合わせて打ち合わせをしたのは、2回。1回は週末にみんなで近所のファミレスに集まりました。もう1回はzoomです。平日はもちろん週末も忙しいご家庭が多いので、集まること自体かなり大変なんです。たとえもう一度集まったとしても、このママが反対をしたら事態が進むことはありません。無駄足は避けたかったので、なんとかAくんのママを説得しようと思ったんです」。

京子さんはAくんのママに都合を聞いて、指定された週末に電話をかけた。



RANKING

1
2
3
4
5
1
2
3
4
5