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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【続きはコチラ】「男の子はブルーで女の子はピンク」の呪縛はいまだに続いている。卒園記念品選びで年上ママと激突!ジェンダー・ステレオタイプ払拭の険しすぎる道筋

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。

細川京子さん(仮名・36歳)は、2人の子どもを育てる母だ。最近ジェンダーについて勉強をはじめたことで、子どもへの対応にも変化があると話す。そんな京子さんは来年の3月に卒園を迎える長女の保育園で卒園記念品を決める係に立候補。記念品の色を決める中であるママと衝突してしまったという話を【前編】では聞いてきた。後編ではそのママの言い分についてさらに詳しく話を聞いていきたい。

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©︎GettyImages

「記念品は水筒に決まりました。色の候補はホワイトかブラック。ところがAくんのママは男の子はブルー、女の子はピンクにするのが普通じゃないかというんです」。

京子さんはまさか、令和の時代にまだ男の子はブルー、女の子はピンクを選ぶという世界線が存在することに驚きを隠すことができなかったと話す。

「ホワイトやブラックなんて、地味だし、大人好みの色で子どもは喜ばないとまで言われてしまいました。100歩譲って、ホワイト系やブラック系じゃない色にしても、男の子はブルー、女の子はピンクなんて、そんな決めつけは受け入れられない!そう思いましたね」。

しかし、Aくんのママは譲らないばかりか、さらに面倒な提案をしてきたという。

「水筒に名前を入れる予定でした。名前はすべて英語で統一。手分けをしてスペルをすべての保護者に確認することに決まっていたんですが、そのママは名前の表記を英語、ひらがな、カタカナから選んでもらったらどうかというんです」。

やりとりが煩雑になるにつれ、作業量も増えることは目に見えている。



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