デニムの正しい丈感って?
パンツの王道であるジーンズ。色や生地の厚さ、デザインは物により様々で、季節を問わないシンプルさと圧倒的な汎用性の高さが魅力のアイテムです。
量販店から古着屋まで取り扱いも多く、皆さんも一着は持っているのではないでしょうか。
そして、そんなジーンズでぶち当たる「丈が合わない」問題は、短足さんや低身長さんにとっては深刻。
もともとカジュアルなアイテムであるがゆえに、間違った丈感で着ると、カジュアルを超えてだらしなく見えてしまいます。
では、そもそもデニムの裾ってどれくらいがベストなの?ということで今回は、デニムを履きたい皆さんに、デニム丈の基本をお教えします!
パンツの丈は3種類!
パンツの丈の長さには3種類あります。
① 裾が靴の甲に全く当たらない(くるぶしが見えるくらい)→ スキニーパンツが◎
② 裾が靴の甲にギリギリ当たる(パンツがストンと落ちる)→ ストレートパンツが◎
③ 裾が靴の甲に完全に乗っかる(パンツの裾に皺ができる)→ ワイドパンツが◎
デニムの種類によって合う丈感は変わってきますが、基本的にそのジーンズのシルエットを活かした丈感にするのが失敗しない履き方です。
基本的には②を選ぶのが正解
最も無難で間違いのない丈感です
裾が長すぎると、もとがせっかく綺麗なシルエットでも、裾が上がって大きな皺ができてしまいアンバランスな着こなしになってしまいます。
特にワイドパンツの場合、裾が長すぎて引きずってしまうなんてこともあるかもしれませんが、それも絶対に避けましょう。
一方、裾が短すぎても、どこか子供っぽい印象になります。
②のパンツがストンと落ちてくれる丈感であれば、シワがほとんどよらないため、デニムのカジュアルさを誇張しないんです。
ロールアップをする時の丈は?
ロールアップで一段上のオシャレさんに!
最初にお話しした丈は、履いた時の丈の話です。ロールアップすることを前提にジーンズを選ぶ場合は、地面スレスレの長さのものを選ぶと良いでしょう。
巻く回数を1回や2回など、お好みで調節できるのでオススメです。
また、ロールアップする際は、左右の巻き幅や巻いた後の裾の位置が同じになるように巻くと、だらしない感じならずオシャレに見せることができます。
いかがでしたか。
丈感を意識するだけで着こなし度は大きく変わります。デニムが似合わないのでは…と履きたいデニムを履けずにいた方は、ぜひ試してみてください。
Text:FORZA STYLE
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