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【図解】「この押し方は危険です!」脳梗塞で2年8ヶ月寝たきり→介護の道へ。車椅子を暴走させないための「正しい押し方」

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■車イスで起こりやすい事故の一例とその原因

高齢者や患者さんのQOL(生活の質)維持のためにも、車イス介助を避けて通ることはできません。だからこそ積極的に車イス介助に取り組んでいる、という介助者も、きっとたくさんいることでしょう。

住まいのなかでの移動、通院、買い物など、私たちは移動なしには暮らせません。また、病室からちょっと出る、施設の敷地内を少しまわる、といった程度のわずかな移動でも、体に不自由のある人には最高のリフレッシュになるものです。

介護をよく知らない一般の方は、車イスを「イスの車輪が2つついただけ」のものだと思っていることが多いようです。車輪がついているので、子どもでも動かせる、だから扱い方をきちんと学習する必要なんかない……そう思い込んでしまうのです。

しかし、車イスの扱い方は意外と難しく、油断すると利用者も介助者もケガを負ってしまいます。

たまには療養中の患者さんを買い物や外食に連れ出してあげたい……。
要介護のおじいちゃん(おばあちゃん)を、旅行に連れて行ってあげたい……。

そんな熱い思いを抱いて日々のケアに当たっている介護職や、介護家族が日本にたくさんいることを、私はよく知っています。

その熱意・善意を、ケガや事故という悲劇にしないためにも、正しい車イスの扱い方や、正しい車イス介助を、ぜひ多くの方に学んでもらいたいと思います。



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