■事故の実例。手を骨折、ご飯を食べられなくなったお年寄り
介護の重要性が高まっている中で、車椅子の適切な操作方法が問題となっています。
身体障害者総数は約740万人で、うち車椅子を使用している人は約63万人にも上ります。車イスの操作方法を知らないまま介護を行うと、高齢者や患者さんにケガを負わせてしまう危険性があります。
特に、車イスからの立ち上がり介助は、腕力をフル活用した「パワー介護」では、利用者が車イスのステップ板にこすりつけられることで内出血の原因になる可能性があるため注意が必要です。
また、車イスの操作方法を正しく学ぶことが重要であり、車イスは「イスの車輪が2つついただけ」ではなく、適切な操作方法を学ぶことが必要です。
正しい操作方法を知らないと、どのようなことが起こるでしょうか。