日々のケアが大切。腐ってしまってからでは遅いのです
★★★
ようこそ お越しくださいました
ここは繁華街にひっそりと佇む
『純喫茶ぺぺ』
昭和レトロでどこか懐かしさを感じる
恋に迷える大人達のユートピア
ここは純喫茶の雰囲気を大切にしており
一風変わった店主が
お客様をイメージした珈琲カップの代わりに
お悩みにぴったりの「恋のナンバー」を
硬派にお出ししております
刺さりすぎて気絶なさらないよう
お気をつけくださいませ
どうぞ 最後までおくつろぎの上
ゆるりとおたのしみください
純喫茶 ぺぺ
★★★
本日のお客様は、
妻が若いツバメと不倫中です。
私は会社の経営が忙しく、家には寝に帰るだけの生活です。
家事育児を全て妻に任せてきて寂しい思いをさせてしまったかもしれません。
高級レジデンスに住まわせて、好きに買い物もさせて、
何不自由ない生活を送ってきたと思うのですが。
何故、妻は不倫に走ったのでしょうか?
──
金魚妻の夫 経営者(45)
金魚妻の夫さん、ご来店ありがとうございます。
「若いツバメ」という言葉、久々に聞きましたよ(気絶)。
平成・令和の皆さんには馴染みない言葉だと思いますが、この言葉が生まれたのは、明治から大正時代にかけて、日本で婦人解放運動が盛んだった頃です。
若いツバメとは
活動家で有名な平塚雷鳥が、年下の青年画家である奥村博史と恋仲になり、平塚を慕う人々の間で大騒ぎとなった為、奥村は身を引くことにしたそうです。
その際に、奥村が友人の詩人に気取った文章を代筆させ、「若い燕は池の平和のために飛び去っていく」といった内容の手紙を彼女に宛てたことで、女性から見て年下の愛人を「若いツバメ」と例えるようになったのだとか。
後に、その若い燕(奥村)は彼女の元に舞い戻り、二人は結婚したそうです(気絶)。
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