金魚の手入れ
今回のご相談は、妻たちが金魚とも重なる部分が多いですが、観賞用の金魚というのは、一旦金魚鉢に入れられてしまうと、自力では外の世界に出ることが出来ません。
そして、花瓶に入った切り花のように、毎日様子をみてもらえないと、すぐに病気になって死んでしまうのです。
男性にとっては、「手のかかる女性」というように、日々の手入れが重要ということです(気絶)。
仮に、金魚自身が自由を求めて脱出を図ったとしても、自力で川へ辿り着くことは不可能です。
特に、一度室内で飼い慣らされた、高級金魚の蘭鋳(らんちゅう)などは、泳ぎも下手ですし、水が合わなくて直ぐに駄目になってしまいます。
ですから、金魚鉢の金魚が脱出を試みるということは、「命懸け」ということですね。
そんな姿が、窮屈な世界で生きている妻たちと、少し重なって見えました。
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