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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】教え子と教師。ずるずると禁断の関係を続ける二人の未来は?

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。

共学の高校で2年生を担任し、剣道部の顧問もしている輝美。隣のクラスで剣道部に所属している洋平が、試合前に急に部活を休みだし、学校にも来なくなった。心配して洋平の自宅を訪問することにした輝美だったが……。

※この記事は取材を元に構成しておりますが、個人のプライバシーに配慮し、一部内容を変更しております。あらかじめご了承ください。

前編はこちら

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学校から電車を乗り継いで約20分。二路線が乗り込む駅の繁華街のマンションに洋平の自宅はあった。呼び鈴を押すとボサボサの頭を掻きながら洋平が出てきた。

「あ、輝美先生……、どうしたんですか?」

「どうしたって、それはこっちのセリフでしょ? 大丈夫? 部活も学校も来てないし、連絡しても出ないし。病気なの? ご両親は?」

矢継ぎ早に輝美は、洋平に問いただした。

「まぁ、いろいろあって……」

洋平はいつもの明るさとは全く違い思い詰めた表情だった。

「ともかくここじゃ話せないので入ってください。散らかってるけど……」

いじめや自己否定などの理由で自室に閉じこもっているなら門前払いされるだろうと思っていたが、洋平はすんなりと輝美を中に入れた。



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