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【レイマー】いま伝説的に売れてる革靴、なぜバカ売れなのか。 

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靴を偏愛する こじラグ谷中が、さらに靴企画を充実させるべくスタートさせた「靴魂(くつたま)」! インスタグラムに#靴魂のハッシュタグを付けてポストされたソウルメイトの投稿から、独断と偏見、そして魂を込めて厳選! あなたの靴が見たいから〜。

なぜ、この価格で売れるのか理解しにくい…

お盆明けとほぼ時を同じくして、顔を見せた晴れ間。まだ災害級の豪雨に悩まされる地域もあり、気を抜くことはできませんが、暑くてもやっぱりお天道様を眺められるのは嬉しい。

やっと拝めた太陽の下を歩くなら、革靴がいいかなと思ったので、第50弾では日本発のレザーシューズブランド「レイマー(RAYMAR)」をピックアップしたいと思います!

レイマーは、静岡県焼津市において20年以上に渡り、アパレルブランドの靴をOEM生産してきたサンレイ社が手掛けるオリジナルブランド。

大石晃社長の次男である営業部長・大石裕介さんが仕掛け人となり、9分仕立てのハンドソーンウェルテッド製法、ヒドゥンチャネルなど高度な職人技を必要とするテクニックを用い、世界中の良質な革を使って仕上げた靴を2〜3万円台という脅威のロープライスで展開しています。

いい靴を手頃な値段で提供し続けた結果、ビジネスマンだけにとどまらず、業界関係者や靴への審美眼が高い玄人たちにも支持され、人気はうなぎ登り。

その人気にあぐらをかくことなく、日々成長を遂げています。

では話をクルリンパと戻して、「レイマー(RAYMAR)」の素敵な投稿5選をご紹介していきます!

レイマーの内羽根パンチドキャップトゥ

まずは、タッセルローファーの回に登場頂いた@j0.1903さんの投稿から。レイマーの内羽根パンチドキャップトゥです。

雨などで本底面から浸水した場合に備え、足が濡れない様全敷き(フルソック)を採用している「レインシリーズ」。

ソールにはヴィブラム(Vibram)を使用した、グッドイヤーウェルト製法の一足です。

足馴染みが良く、高級感も漂うのに、価格はなんと1万8800円! これなら雨でも気負いなく履くことができます。

@j0.1903さんも素敵な靴をバランス良くコレクションしており、どれも綺麗に履いていらっしゃいますね。

"2021年は25足から総数を増やさない"と決断したようですが、どうしても増えてしまいますよね……。新たに買い足された靴たちも綺麗に履いては磨いて、味が出ていく様子を拝見させてください。

レイマーのホールカット「アルボイ(Arvoi)」

続いては、ジョセフ チーニーの回に登場頂いた@hir.poonlさんの投稿から。レイマーのホールカット「アルボイ(Arvoi)」です。

2021年新春に発売をスタートさせた、ホールカットの「アルボイ(Arvoi)」はイタリアのタンナー、ゾンタ(ZONTA)社製のオールドイングランド(OLD ENGLAND)を使用。

ボックスカーフのひとつであるオールドイングランドは、表面の肌理が細かく上品な質感に加え、しっかりとしたコシがあり、ギン面(革の表面)が非常に強く、シワが入り難いのが特長です。

継ぎ目がかかとにしかなく、すっきり洗練された印象のホールカットなので、タンに施されたブローギングが映えますね!

@hir.poonlさんは春以降、投稿されていなくて寂しいので、これを機に愛用靴をポストしてくださると嬉しいです。

レイマースキンステッチUチップ「アラン(Allan)」

次にご紹介するのは、 ローファー雨に強い靴ストレートチップの回に登場頂いている@akigara_shoesさんの投稿から。レイマースキンステッチUチップ「アラン(Allan)」です。

カール・フロイデンベルグ社の技術・伝統を受け継いだワインハイマー社(Weinheimer Leder)のボックスカーフを用いたスペシャルエディション「アラン(Allan)」。

しなやかで手に吸い付く様に滑らかな触り心地が特徴的なボックスカーフは、肌理が細かく、磨けば磨くほど深い味わいの透き通ったツヤが現れ、エイジングを楽しめるのが魅力です。

そんな贅沢なレザーを使用し、ハンドソーンウェルテッド製法でヒドゥンチャネル、スキンステッチまで施されているにも関わらず、3万3000円という価格を実現させているのには驚かされます……。

@akigara_shoesさんも記録しながら磨いてるだけあって、どんどん上達なさっていますし、それぞれの革とも向き合っているので革質以上の輝きを引き出せていると思います。

ぜひこれからもメンテナンスを繰り返し、靴を輝かせ続けてください!

レイマーのフルブローグ「レントン(Lenton)」

4番めは、すでに5度目の登場で#靴魂の常連になって頂いている@shoes451さんの投稿から。レイマーのフルブローグ「レントン(Lenton)」です。

イタリアのタンナー、ゾンタ(ZONTA)社製のミュージアム(MUSEUM)を使用したフルブローグ「レントン」。

しなやかながら、しっかりとコシがあり、細かい履きジワが入る上質な革質のミュージアムを、一枚一枚職人の手によりムラ染めされた色合いは美しいのひと言です。

それでいて、価格は3万1000円。恐ろしい企業努力を感じます。

そんな「レントン」をブートブラックとサフィールを駆使して鏡面磨きした結果、極上の輝きを放っていますね!

"4年にしてやっと習得"とありますが、まさに継続は力なり。磨きの技は素晴らしい域に達していますが、続けるとまだまだ上手くなると思いますので、これからも腕を磨いてください。応援しています!

レイマーのレイジーマン「レナード(Lenard)」

最後は、#靴魂登場回数第1位! @ryuki_hさんの投稿から。レイマーのレイジーマン「レナード(Lenard)」です。

フランス・アノネイ(Annonay)社のボカルー(Vocalou)を使用した、レイジーマンスタイルの「レナード」。

ちなみに、レイジーマンとはイミテーションのシューレースが付けられた、サイドエラスティックのシューズのことで、レイジー(LAZY)とは「怠けている」という意味です。ローファーと似たような名付けられ方ですね。

サンプル品とはいえ、新品を1万5000円という破格値で手に入れたのもスゴいんですが、定価でも2万5900円だというのだから、理解の幅から逸脱しています。

そして、@ryuki_hさんの守備範囲の広さ、革靴に対する探究心も理解の域を超越しています……。一体何足まで増えていくのでしょうか?

ただ、@ryuki_hさんの投稿を確認するだけでも靴魂企画を始めて良かったなと思います。これほどまでに靴を愛している方がいてくれるのは業界にとっても救い。今後も一緒に盛り上げていけたら嬉しいです!

 

いや〜、あらためてレイマーの価格を確認して、驚きが隠せません。きちんとした作りなのに安価で、すぐに売り切れるとは聞いていましたが、それも納得です。販売についても丁寧なので安心して購入できると評判なので、競争に打ち勝つことができそうならぜひ一足購入してみてはいかがですか? その底力を体感できると思います。

それでは、本日はここまで。是非これからも ドレスシューズに限らず、ブーツやスニーカーなどなど、みなさんの愛用靴を「#靴魂」を付けて たくさんポストしてください! 新たな目標は、#服魂に抜かれず、#腕時計魂に追いつくことです!!

ちなみにですが、会員登録して頂けるとコメントを書き込むことができますので#靴魂に対するご意見や感想、「オレはココの靴が好きだー」「こんな切り口で靴が見てみたい」などなど奮ってコメントしてください。それから、インスタグラムの #靴魂(くつたま)を介して、皆さんが交流してくれたら、こんなに嬉しいことはありません。

投稿に関してですが、撮影の仕方は自由。靴のみ、履いている足元、その靴を中心としたコーディネートなどなど、靴が写っていれば何でもOKです。ぜひご自慢の一足をインスタグラムに投稿してください。もしかすると あなたの投稿を取り上げるかもしれません。

それでは次回の「あなたの靴、見せてください」もお楽しみに!!

Edit:Ryutaro Yanaka



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