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LIFESTYLE 愛と悲鳴の婚活道場

バツイチの元銀ホス女性が、婚活を頑張っても結婚できない致命的理由。

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沙雪:先生には何にでも話します! 今日は私の進むべき「正しい道」を教えていただきたくてここに来たのです。

川崎:「先生」はやめて(笑)。それに「正しい道」なんてどこにもないからね。

沙雪:でも私は正しい道を知りたいんです。私が2年同棲した彼と別れた原因は、彼のご両親のお眼鏡に私がかなわなかったから。彼は親の意見に引きずられてしまい、私のことをないがしろにしたのです。特に彼のお母様は、私のあらゆる過去や、現在の仕事にダメ出しをした。このまま彼とズルズルと過ごしてしまっては、一生結婚ができないと考え、同棲を解消したのです。

川崎:よく決断できたね。あなたはよくやったよ。そのまま結婚していたら、厄介な義母との関係に悩まされることになるから。ところで相手はどんな人だったの?

沙雪:15歳年上、49歳のお坊ちゃまです。実家が港区元麻布にあり、元大名屋敷の跡地なんです。ご実家に伺うと、遺跡発掘調査隊が入っていることもありました。女系家族でお母様が専制君主として君臨している感じでした。

川崎:そんな義母がいるところに嫁に行っていたら、結婚後の何十年も悩まされることになっていたね。セーフ!!!

沙雪:名家って、諸刃の剣なんだと改めて思いました。

川崎:光も濃ければ闇も濃いから。でも、そんな中でも、愛した女性を守る人もいるのよ。私の友人(誰もが知る企業の御曹司)は、結婚したいと思った女性がフリーアナウンサーだったの。「メディアに出ている女性なんて!」と、母親が大反対。それでも彼は「僕は彼女と結婚したい」と家と縁を切ったからね。それほど彼は妻にホレ込んでおり、財産にも何の未練もなかったのよ。

沙雪:………そうなんですか。私の元カレはそうではなかった。彼もバツイチで、前の奥さんはファッションモデルだったそうです。もちろんお母様は結婚に大反対。しかし彼は押し切って結婚したのですが、うまくいかなかった。だから今回は慎重になっていると説明されました。

川崎:典型的な箱入り息子ね。だからこそ、別れたのはいい選択だったと思うよ。彼は母親の味方をし続け、義母はあなたを攻撃する。そういう人と一生付き合うのだから。損切りしておいてよかったの。人生は損切をした人から幸せになるの。

沙雪:ありがとうございます。涙が出そう。でも、未練がないといったらウソなんですよ。彼はカッコいいし、お金もあるし、立ち振る舞いもスマートで教養あった。

川崎:でも、結婚の可能性だけが、なかった。



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