沙雪:そうなんです!!! それで、別れを決意したときに、確定申告の還付金とコロナの給付金があって、「よし引っ越そう」ってなったんです。
川崎:いいタイミング! それに人間って怖いの。どこの場所に身を置くかで人生が変わるからね。あなたは人に合わせる能力が高いから、彼に合わせて無理することもできた。でもそれを続けるのは苦しいから。
さて、あなたとここまで話して気になるのは、あなたに母性的な匂いがあること。例えば、「この人はこういうのが足りないから、導いてあげたい」と思うところがある。その母性が、変な男性を引き寄せてしまうのではないかしら。
沙雪:先生、怖い!!!! まさに元夫がそういう人でした。私は10歳年上の元夫と、24歳の時に結婚し、28歳で離婚したのですが、今思えば問題を抱えている男性だったと思います。
川崎:例えば?
沙雪:これはホントに忘れられないのですが、彼の行きつけのレストランで食事をしていて、サーブ係の人が、ワインの瓶を私の足の上に落としたんです。
川崎:ギャー! 痛そう!!
沙雪:すごく痛かったのに、彼は何事もなかったようにしている。彼が大事なのは私よりもメンツだったんです。私は足が痛いから、マネージャーの方を呼んでもらい、「今、このスタッフの方が私の足の上にワインボトルを落としました。今後の過失対応はどのようにしていただけますか?」と聞いたら、彼はみるみる不機嫌になった。
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