「なに色ボケこいてんだよ…」セックスの拒否は人格の拒否。レスられ妻が「人妻レズビアン」になった衝撃の理由。

「私たちが向かったホテルは、彼女の会社が提携している外資系のホテルでした。シャワーを浴びて２人でベッドに横たわり、彼女に抱かれました」

ここでも、ルミさんは男性との違いを知ることとなる。

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「とにかく、女性の肌は柔らかでいい香りがするんです。美しい曲線美を描くキリコさんのスタイルも神々しく、今さらながら『これがレズビアンの世界。なんて素敵なの』とうっとりしましたね。

キリコさんが生粋の同性愛者かは、この時点では分かりません。ただ、過去にもこのような経験をしていると悟りました」

夫に対して不貞行為に及ぶという思いはあったのか？

「最初こそ『これも不倫……？』と、背徳めいた気持ちはありました。しかし、欲望を抑えつけられていた体は、ダムが決壊するように、一気に性愛の渦に呑みこまれていったというのが正直な気持ちです。

指と舌で愛される悦楽は、男性のものに甘えない丹念で底なしの快楽を与えてくれたんです」

一つ一つ言葉を選びながら、ルミさんは語る。

そして「その日から、私の人生は変わりました」と力強く告げた。