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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】クレーンゲームで2万溶かした…だと!ギャンブル依存を克服したはずの夫が堕ちた「ゴトン病」の恐怖

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。
▶︎前編はこちら

前編のあらすじ】

34歳の会社員・小野口愛美さん(仮名)の夫は、愛美さんが妊娠していた頃に、愛美さんの母親に宝くじを買ったのをきっかけに、やめたはずのギャンブル依存が再発しかけていた。

 


 

買いそびれたときに自分の数字が当たる可能性を考えると悔しくてやめられないという夫。

ひと口200円をたった2口、週に2回買ってるだけじゃないかと唇を尖らせる夫に対し、愛美さんは危機感を隠さなかった。

「私は恐ろしくなりました。もし夫の言うとおりであれば、月に使う金額は確かに3000円ちょっとです。小遣いの範囲内で遊ぶくらいで目くじら立てるなんて、と思われるかもしれません。

でも、私は昔の彼を知っているので、早めに手を打ったんです」

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©GettyImages

妊娠中だった愛美さんは、もうすぐ生まれてくる子供の良いお父さんになってほしいから、依存的な行動はやめてほしいと懇願した。

「夫は不服そうでした。病人みたいに言うなよ、とむくれていましたね。でも、小声で『まあ、昔の俺は病気みたいなもんだったけどな』と呟いたので、自覚があるんですよね、きっと」

「夫はそこからはギャンブルにも宝くじにも近寄らなかったようです。会社で昇進があって忙しかったのも良かったのかなと思います。

やらない期間が長くなってきたので、このまま行ってほしいと心から祈ってました」

宝くじに溺れつつあった夫をすんでの所で救った愛美さん。ところが、次に夫のハートに火をつけてしまったのがクレーンゲームだったのである。



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