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【後編】「そのうち異性に興味を持つよ」アップデートされない、教育現場の錆び付いた実態。

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当初は『LGBTQを自認する子だけがパンツスタイルとなると悪目立ちしてイジメの標的になるのではないか』と言った意見もありましたが、

『LGBTQを自認しているから』という理由以外でも制服のスカートを着用したくない生徒はいるので、

『LGBTQを自認している子』だけを特別に扱うのではなく、全ての子どもたちの不安や主張を等しく聞いていくのが我々教員のつとめだと私は考えています」

そう話す比奈子さんは、今後教育現場は大いに改革をしていくべきだと考えている。

「社会の教科書のことなどは存じ上げないですが、国語の教科書については『多様性』に関する記述がもっとあってもよいのではないかと考えています。

もちろん、過去のやや差別的とも言える文豪たちの作品を消してしまえという意味ではありません。

かつてはそのような考え方の方々もいたし、そのような偏った考え方だからこそ生み出せた作品などもあるというような説明さえ加えていけば、別に、それらの文章を取り扱うことには別段問題はないというのが私の個人的な意見です。



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