厚生労働省の「身体障害者福祉調査」によると、身体障害者総数は約740万人、そのうち車椅子を使用している人は約63万人にものぼります(2018年度調査)。
38歳の時に脳梗塞を発症して左半身が麻痺。2年8ヶ月の長期にわたって、自宅で妻から介護を受けた経験を持つ根津氏は、車椅子は凶器になると警鐘を鳴らします。
「特に、車イスからの立ち上がり介助は、腕力をフル活用した【パワー介護】では、利用者が車イスのステップ板にこすりつけられることで内出血の原因になる可能性があるため注意が必要です。
また、車イスの操作方法を正しく学ぶことが重要であり、車イスは「イスの車輪が2つついただけ」ではなく、適切な操作方法を学ぶことが必要です。
正しい操作方法を知らないと、どのようなことが起こるでしょうか。