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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】「もうできるんだろ?」妊娠7ヶ月の妻に夜の営みを強要。夫の家庭内マタハラが実家同士の争いに発展するまで。

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。
▶︎前編はこちら

前編のあらすじ】

妊娠前の優しい夫はどこへいってしまったのか……。「つわり」の辛さを理解しようともせず、「怠けている」とばかり言葉を投げかけてくる上林沙也子の夫。仮病扱いし、全く沙也子の身体を気にかけることもなく家事も放任してしまう。そんな夫からの愛のない態度に絶望する沙也子だったが、さらに呆れる夫の行動が待ち受けていた。

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つわりが収まる妊娠7か月までの沙也子の体調を無理やり言葉で表すと、「激しい乗り物酔いが24時間5か月間、切れ目なく続いている状態」だったという。

「それプラス、風邪で高熱がある時のようなだるさに悩まされました。熱さはなく、だるさだけ抜き取ったような……起きたくても起きられないんです」

だるすぎて、体をひきずるようにして動いていると、夫は舌打ちをしたという。

「演技とでも思ったのでしょうか。チッて舌打ちしてから、はいはいわかったわかった、大変ですねえ、とか言ってくるんです。私はつわりがひどかったので、結局産休に入る前から休みが多くなってしまって、そのことにもキレてましたね。同じ会社員として言うけど、周りにめちゃくちゃ迷惑かけてるぞ、わかってんの?とも言われました。その通りかもだけど、誰の子どもを妊娠してこうなってんだよボケと言ってやりたかったです」

たいそうな産休を貰うんだから、せめてそこまではちゃんと仕事すべきだろ?というのが夫の意見らしい。また、本当にそこまでつらいと仮定したとして、つわりを抑える薬はないのかとも聞いてきたのだという。お腹の子への影響が懸念されるため、妊婦はやたらに薬を飲めない。



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