春の暖かさに誘われて、散歩に出掛けるならこんな靴で!
花粉の飛散量が過去10年間で最多!? なんていう 目も鼻も痒くなりそうなニュースが流れてはいますが、3月を迎えて気温は徐々に上昇し、春らしい暖かさを感じられるようになりました。
こんな陽気が続くと、冬用のダウンやコートは脱ぎ捨て、身軽な格好でふらりと散歩に出たくなりますよね。そんなときに履きたいのは履き心地の良い靴!
というわけで、第124弾は 春に履きたい履き心地の良い靴をピックアップしたいと思います。
ちなみに、日本人は、欧米に比べると、自分の足の健康に対して無関心な人が多いそう。多くの人が足に何らかの障害を抱えているのに、放っている状態です。
合わない靴を履いていると、膝や腰に負担がかかり、身体全体に悪い影響を及ぼしますから、自分に合った履き心地の良い靴を選ぶのが大切。
もちろん見た目も重要ですが、まずは快適に履けることが第一です!
では話をクルリンパと戻して、春に履きたい履き心地の良い靴の投稿5選をご紹介していきます!
オールデンのVチップ #54321
まずは、よくお手入れされたブーツ、秋に履きたいスニーカー、冬に備えたブーツ、パラブーツのモフモフ靴、大晦日に履いた靴の回に続いての登場となる@yuta_kikuchi_さんの投稿から。オールデン(Alden)のVチップ #54321です。

オールデンでは、コードバンのプレーントゥ「990」に次いで人気のあるV-TIP(Vチップ)。バーガンディコードバンでモディファイドラストを履いているのが「54321」です。
Vチップとは U-TIPを改良して作り上げた独自のモデルで、アメリカでは「アルゴンキン オックスフォード(ALGONQUIN OXFORD)」と呼ばれます。ひと目でオールデンと分かる独特のデザインですね。
モディファイドラストは、1970年代に、オーソペティシューズ(特殊な形状の医療用矯正靴)のモデルの中に誕生した木型。人間本来のインサイドストレート・アウトカーブの型で作られており、広くとられたつま先、土踏まず部分の独特なくびれが特徴です。
歩行をアシストするアーチサポートが実装されているため、履くだけで自然と正しい足型となり、とにかく歩きやすい! 一度履いたら病みつきになる方が多く、日本では爆発的な人気を誇ります。
@yuta_kikuchi_さんは、今回アナトミカ(ANATOMICA)のデニムを合わせていますが、こちらのオーナーをつとめるピエール・フルニエ氏こそオールデンのモディファイドラストを世界中に広く知らしめた人物。伝説のセレクトショップ「エミスフェール(HEMISPHERES)」時代に目をつけて扱ったのを真似て、世界中のショップが展開し始めました。なので、相性の良さは間違いナシ!
まだ寒い時期なので、バブアー(Barbour)のアウター、ボリューミーなマフラーを合わせていますが、これから春らしくなってどんな装いに変化されるのか気になるので、また是非投稿をお願いします。