今後、買えなくなってくるので、欲しいなら今のうちです!
12月22日には 二十四節気(にじゅうしせっき)の「冬至」を迎え、これから一年で もっとも昼が短く、夜が長くなっていきます。そして、冬至を過ぎると ますます寒くなっていき、年末の慌ただしさも加わって、体調を崩しがち。そこで、血の巡りを良くして全身を暖めるだけでなく、集中力アップの効果も期待できる"頭寒足熱"が意外に重要!
ということで、第114弾では足元を物理的にも視覚的にも暖かくしてくれるパラブーツのモフモフ靴をピックアップしたいと思います。
パラブーツ(Paraboot)は、1908年にフランス・アルプス山脈の小さな村にてレミー・リシャールポンヴェール氏が小さな靴工房シェブロンの靴革裁断師となったことがブランドの起源。
フランス軍指定のオフィシャルシューズにも認定されたものの経営難に陥り、1983年には破産の申し立てをするまでに。
しかし、この状況を救ってくれたのが、創業者の孫で、3代目会長であるミッシェル(ミカエル)・リシャール・ポンヴェールが誕生した1945年にリリースされた「ミカエル(MICHAEL)」です。
この「ミカエル」は、あのエルメスの別注品としてアッパー部分にアザラシの毛皮を使用したモデルも登場し、話題になっていきます。
エルメスのオーダーで、都会的にアップデートされたアザラシブーツは、いまもセンスの良い人たちの足元を暖めているというわけです。
では話をクルリンパと戻して、パラブーツのモフモフ靴の素敵な投稿5選をご紹介していきます!
パラブーツの「ミューシー フォック」
まず、今回もこの方から。キング・オブ・靴魂! 今回で25回目となる@ryuki_hさんの投稿。パラブーツの「ミューシー フォック(MUCY PHOQUE)」です。

パラブーツを象徴するモデルのひとつである「ミューシー」は、時代を超えて愛され続ける「ミカエル」からインスピレーションを得てデザインされたミドルカットのチロリアンブーツ。
アッパーの高さと堅牢性に定評があり、ボリューム感もあるため冬の装いに合わせやすいデザインもポイントです。かつて廃番にもなりましたが、現在は復刻を遂げています。
@ryuki_hさんの「ミューシー フォック」は、フォック(PHOQUE)と呼ばれるアザラシの皮革を用いた、レアな廃番品。
アザラシの革は、2009年にEUで毛皮製品の取引が禁止となったことから供給数が激減し、そのまま生産が終了します。その後も、どういうわけか数年に一度販売されたりしましたが、2013年頃には姿を消しました。
動物愛護の考え方もわかるのですが、カナダ北極圏のイヌイットたちは、アザラシの肉を主食とし、毛皮を売って生計を立てるという、大自然を敬いながらの伝統的な暮らしがあるわけですから、十把一絡げに規制強化するのも…。
今後手に入れられる機会は 限りなくゼロに近いづいていくので、ぜひ大切に目で続けてあげてください。まぁ、@ryuki_hさんには釈迦に説法ですね。