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もう待ちきれない!2023年夏デビュー。レクサスRZでいまわかっていること

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「賞味電力量とは何ぞや?」と思う方もいらっしゃると思いますが、じつはBEVのバッテリーって、その能力(総容量)をフルに使っていないのです。バッテリーの温度管理や寿命、もしもの事故に対応するため、じつはメーカーごとに安全マージンを残しているのです。この余力の部分(バッファといいます)は諸元表に記載されていないのですが、総容量を賞味電力量(実際に使用する容量)と解釈したのではWLTPデータと大きくかけ離れてしまいます。

前出の「elbil24」によればbZ4Xの賞味電力量は64kWh。このデータが正確な電力量と仮定すると、搭載するバッテリーの総容量は71.4kWhなので、トヨタは約10%強のバッファを設定していたことになります。

一方、日本においても様々に改善要望が出されています。まず、バッテリー残量に対する航続可能距離は表示されるのですが、賞味電力量に対する残量が%表示されないというのが1点。そして、急速充電回数が1日2回までと定められている点が大きな柱となります。BEVに搭載されるバッテリーはデリケートな一面をもちますが、トヨタ流の安全マージンの確保が他社と比較しあだとなった格好です。



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