説明しよう! 妄想ドライブとはヴェテラン モータージャーナリスト・ノリシゲセイイチが「このクルマにのったら、こんなことをしたい。こんなところに行きたい。この街道でぶっ飛ばしてチャンネーとこんなことがしたい!」と妄想の世界に遊ぶ気絶コラムである!
全車電動化完了。BEVのEQは超信地旋回が可能に
グイグイと他人の庭に土足で踏み込んでくるお隣さんでは、いま業界的に北京モーターショーで盛り上がっております。話題の新型車は数々あれど、ワイが一番気になるのは新型Gクラスの完全電気自動車版のEQテクノロジー。今回が量産型のワールドプレミアってことで、コレで新型Gクラスの全モデルが出揃ったことになります。
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ラインナップをおさらいすると、3L直6ディーゼルターボが「G450d」(367ps/750Nm)、3L直6ガソリンターボが「G500」(449ps/560Nm)、4LのV8ガソリンターボがAMGで「G63」(585ps/850Nm)を名乗ります。いずれもISGタイプのマイルドハイブリッド仕様ってところもトピックです。
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で、冒頭で触れたバッテリーEVが正式には「G580 with EQテクノロジー」といいます。マイルドハイブリッドのエンジン車同様、ラダーフレームはそのまま活用し梯子の空いてるスペースに合わせバッテリーを分割し搭載。
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このEQじつは駆動用モーターを4基搭載します。つまり4輪それぞれ1基のモーター(147ps/292Nm)がトラクションをコントロールする仕組み。よって、前後輪を結ぶセンターデフやプロペラシャフト、左右輪を制御するディファレンシャルギアもありません。まさに電気自動車の強みを最大限に活用しているのです。トータルのシステム出力は587ps/1164Nmと鬼トルク。
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その仕組みをもっとも物語るのがセンターコンソールに備えられた「Gターン」スイッチ。「ポチっとな」と押すと戦車同様その場で急旋回。いわゆる“超信地旋回”を可能としたんだから驚きです。ちなみに、90度とか180度とか展開も一発設定でクルッと向きを変えられるそうな。
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