トヨタという大きな枠組みで見れば、RZのベースはトヨタブランドのbZ4Xなので、RZが夏以降の販売開始というのも納得できます。bZ4Xは昨年5月にリリースを開始していたのですが、リコールもあって、販売の再開まで約半年を費やしてしまいました。無論、「RZは大丈夫か?」とチェックするでしょうから開発陣は万全を期すことになります。
しかし、万全の対策を施したはずのbZ4Xに不運が襲い掛かります。ノルウェーの電気自動車に関するオンラインメディア「elbil24」と、デンマークの「FDM」(日本のJAFに相当するサービスを展開する組織)によるレポートで「トヨタがいっている航続距離を実現できない」(意訳)と記事化されてしまったのです。
コレにレスポンスしたトヨタ開発陣は急遽現地入り。いろいろと精査した結果、現地でのアナウンスにおいてバッテリー総容量と賞味電力量を混同しメディアに対し車両諸元を知らせていたようなのです。
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