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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】夫はSM愛好者だった。結婚10年目に知った事実に妻は…?

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「その後2週間、健一さんはいつもと変わらなかった。息子に対してはもちろんのこと、その期間にセックスもしたわ。いつも通りの。何も変わらない。もしかしてあれは仕事に使うものだったのかしら?と本気で思ったもの。でも、やっぱり……。真実を聞かないと気持ちのモヤモヤが消えない! そう思って、息子がお友達の家にお泊りに行った日に、意を決して聞いてみたの」

文子いわく、健一は意外にも動揺することなく、あっさりと答えたそう。「SMの道具だよ」と……。

「驚いたわ。なんて言っていいかわからず、絶句していた私に、健一さんが『文子は好きじゃないと思ったから誘わなかったんだ。でも安心して、SM仲間がいるから』と悪びれもなく言うのよ!仲間って何? なんか頭に来てしまって、『ふざけんな!変態!』って叫んじゃったのよ」

変態……。今度はこのワードに健一がフリーズしてしまった。そして悲しそうな顔をしながら文子にこう訴えたという。

「変態なんて言わないでくれ、文子は知らないからそんな言い方するんだ。SMは責めたり責められたりすることで、心身ともに満たされようとする行為なんだよ。これは性行為に限らずいろいろな方法があるけれども、暴力とは全く違う! 責める側と責められる側は精神的繋がり、いわゆる“信頼”を持った関係なんだ。これはSMでは一番大切なことなんだよ」



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