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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】「貴女を思って死にきれなかった」突然の告白から主婦が巻き込まれた「ご近所不倫」

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。

ある朝、突然鳴ったインターホン。マンションのエントランスを映し出したモニターには、2軒隣のご主人の姿があった。

前編はこちら

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「あら! おはようございます。どうなさいましたか?」

「すみません、同じフロアの小林(仮名)です。僕のこと、わかりますよね……? 実はスマホも鍵も部屋に忘れちゃって、オートロックも開けられなくて。よかったら開けてもらえませんか」

「ああ、どうぞどうぞ。今開けますね」

なんとも珍しいこともあるもんだ、由香里は笑いながらオートロックを解除した。確か彼のお名前は……奥さんから聞いた話では、ヒロユキさん(仮名)だったはず。

端正な顔立ちが俳優の向井理さんにそっくりで、勝手に好印象を抱いていた近所の旦那さんだ。確か千葉にある製鉄系の会社で働いていて、うちの夫のように都内まで行かなくていいわね、なんて奥様に過去に言った記憶もある。

数分後、再びインターホンが鳴った。今度は部屋のドアの前にヒロユキが立っている。由香里はドアを開けた。



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