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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】「部活動は保護者がやって」教員のブラック化を抑制する代わりに生まれてしまった現代部活動の歪みとは?

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近野里奈子さん(仮名)の三男は、公立中学の吹奏楽部に所属。先ごろ行われた夏の大会で、部活動が地域のクラブチームへ着々と移行している近隣市の部やチームに惨敗したという。この結果を受けた保護者会では、部活動を地域移行する際の課題が浮き彫りとなった。

「息子が所属する部活動の顧問の先生は2人いらっしゃいますが、メインの先生は音楽の先生ではありません。先生はそこに負い目がおありなのか、子どもたちのやる気と実力を引き出すためにも、クラブチームへの移行を独自に進めてはどうか、とおっしゃいました」

いくら行政が主導してくれないといっても、教員が地域移行を表立って進めることはできない、と話した顧問の教諭。

「今回の大会では近隣市のクラブチームの圧倒的な実力に、当部の子どもたちは意気消沈していたと先生は言っていました。教員の負担減のための地域移行なので、自分たちはお手伝いしかできないが、保護者が声をあげてくれれば話は前に進むと……」



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