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FASHION 干場編集長のスタイルクリニック

アナタのトートバッグ選びは間違えてる!? カジュアルバッグこそリッチな素材選びが重要なんです!

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今まで、さまざまなメンズファッションを提案し、大人の男のカッコイイ!を追求してきた干場編集長。そんな干場が辿り着いた【コレがあればいい!】というアイテムと、【この着こなしをすれば間違いない!】という究極のスタイルを伝授。シンプルで、普遍的、上質な素材で、色を制御した、都会的で洗練された言わば最後のスタイル「LAST STYLE」を紹介します!

素材のバリエ買いで、活躍の場をさらに拡大!

人気連載「干場編集長のスタイルクリニック」略して【スタクリ】。第108回目は「ラグジュアリートートバッグ」。カジュアルバッグの定番にして、昨今はビジネスでも許容されるようになったトートバッグですが、大人が使うなら素材選びに気をつけたいところです。

 

間口が広く荷物が出し入れしやすいトートバッグ。そのシンプルでカジュアルな雰囲気は、夏の休日バッグとして人気です。

「休日だけでなく、カジュアル化した昨今のビジネスでも支持層を広めているトートバッグ。とはいえ、定番のキャンバス地だと合わせるコーデやシーンによっては、ラフさが過ぎる場合が。あくまでもラグジュアリーなスタイルに合わせるなら、素材選びに気をつけたいところです」

トートバッグにしてリッチ感も両立。それを狙うなら、レザーがオススメとか。

「同じトートバッグでも、コットンキャンバスとレザーでは印象がまるで変わります。リネンシャツに短パンといったラフな休日スタイルにはキャンバスが似合いますが、セットアップにビットローファーのようなスタイルには、レザーのトートが断然マッチ。とはいえ形はあくまでトートバッグなので、イマドキなリラックス感もちゃんと楽しめます」

レザーのリッチ感は皆さんも知るところかと。さらに今回はレザー以外のリッチ素材にも注目。

「同じファブリック系でも、ウールやカシミアといった素材に変わるとリッチ感を楽しめます。トートバッグのようなカジュアルなイメージが強いバッグこそ、その印象の変化は大きいですよ」

オンでもオフでも、さらに短期の旅にも便利なトートバッグ。だからこそ、素材違いのバリエーションで揃えておきたいものです。

BOTTEGA VENETA / ボッテガ・ヴェネタ

ラグジュアリートートの筆頭といえばこれですよね

ラージ カバ[W45×H33×D20cm]159万5000円※日本限定色/ボッテガ・ヴェネタ(ボッテガ・ヴェネタ ジャパン)

リッチなイケオジ御用達のレザートートバッグといえば、やっぱりこれでしょう。イントレチャートによるトートバッグのカバで、こちらはラージサイズの日本限定色。レザーで大きめだと重たい印象がありますが、やわらかなレザーを編み込んだイントレチャートは意外に軽く、そしてソフト。普段使いにも旅バッグとしても優秀です。

カジュアル&リッチなコーデをレザートートで格上げ 

バッグ「ラージ カバ」159万5000円、ジャケット36万5200円、ニット18万2600円、パンツ15万4000円、靴16万7200円/全てボッテガ・ヴェネタ(ボッテガ・ヴェネタ ジャパン)

ゆったりとリラックス感のあるシルエットを採用した、ダブルのセットアップ。インナーにはコットンヘンプのサーマルニットを合わせ、足元はビットローファーを素足履きでラフに。

「まさにリッチにしてカジュアルな抜け感も両立するこんなコーデにこそ、レザーのトートバッグがお似合いなのです」

干場編集長のアドバイス①「ジャケット」

ダブルのジャケットも素材次第で表情ガラリ

ライトコットンツイルのダブルジャケット。ダブルならではの貫禄を滲ませながらも、ゆったりとしたワイドシルエットにカジュアルな趣も。

「アンライニングの軽い仕立ては、イケオジの旅ジャケットとしても理想的。タイドアップよりも、クルーネックを合わせてリラックス感を楽しみたいところ」

干場編集長のアドバイス②「シューズ」

ポイントでレザーを投入するのがリッチ見えのコツ

メタル製のノットをあしらったローファー。ソフトなカーフレザーと共に、キャッチーでありながらやわらかな履き心地に。

「ライトコットンツイルの軽い生地感には、素足履きがオススメ。あくまでレザーなので、トートバッグと同様に抜け感がありながらもちゃんとリッチ顔に」

Loro Piana / ロロ・ピアーナ

一見して上質な極やわレザーに夢中

[W32×H40×D27cm]71万3900円/ロロ・ピアーナ(ロロ・ピアーナ ジャパン)

この写真からも十分に伝わることでしょう。こちらのエクストラ・ラージ・ベイル・ホーボバッグは、極上にソフトなカーフレザーをアンライニングで仕立てることで、まるで布帛のように軽くやわらかなトートバッグに。シンプルなデザインですが、そのドレーピーなフォルムがリッチ感をアピールしてくれます。

Brunello Cucinelli / ブルネロ クチネリ

大人の万能トートにおける理想系です

[W53×H27×D25cm]54万5600円/ブルネロ クチネリ(ブルネロ クチネリ ジャパン)

こちらのショッパーバッグは本来レディースで展開しているものですが、シンプルなデザインは男性にもマッチ。素材はカーフ。上質なレザーならではのしなやかな質感により、丸みを帯びつつもジオメトリックなステッチアクセントが都会的で洗練された印象に。コンパクトなポーチ付きで、休日にもビジネスにも、ちょっとした旅行でも活躍してくれます。

Dunhill / ダンヒル

これが似合ってこそ真にイケてるオヤジです

[W50×H27×D19cm]36万800円/ダンヒル

ファブリックとゴートレザーを組み合わせたこちら。ファブリックには、なんとコットンとカシミアがブレンドされているんです。サイドのレザータブを閉じれば、ボストンバッグスタイルに。ファブリックはハリがあり、レザーのトリミングと相まって構築的なフォルムを描きます。

TOD’S / トッズ

ショルストの有無で休日顔にもビズ顔にも

[W38×H39×D9cm] 37万2900円/トッズ(トッズ・ジャパン)

よりオンオフ兼用がしやすい縦型トートのディーアイ バッグ。シボの入ったカーフレザーは、明るいブラウンと相まって実にエレガントです。一方で、ショルダーストラップにファブリックを採用することで、斜め掛けした際にはカジュアルな雰囲気も。マグネットクロージャーにジップポケットと実用性も◎。

Serapian / セラピアン

レザーとのコンビで実用性とリッチ感を協調

[W49×H32×D22cm]46万5300円/セラピアン(リシュモン ジャパン セラピアン)

センターにブランドのアイデンティティであるモザイコ技法をレザーであしらった、名作シークレット トートバッグ。開口部やハンドルにはレザーをあしらっていますが、本体はウールのブランケットになっています。耐久性を確保しつつも、コットンキャンバスにはない上質かつシックな印象を楽しめます。

Cisei / シセイ

流行り廃りのない究極のミニマルデザイン

[W46×H31×D19cm]19万8000円/シセイ(ストラスブルゴ カスタマーセンター)

2009年に誕生して以来、定番人気となった941LDトート。しっとりとドレーピーなカーフレザーをミニマルなデザインで仕上げたこちらは、男女ともに人気を集めています。サイドのスナップボタンにより、容量の増減が可能。ジップポケット×1、オープンポケット×2と実用性もしっかりと。

Photo:Naoto Otsubo
Styling:Ryoko Kanemoto
Hair&Make-up:Megumi Ochi
Model : Noah Ishikura
Text:Masafumi Yasuoka
Direction:Yoshimasa Hoshiba

【問い合わせ】
ボッテガ・ヴェネタ ジャパン 0120-60-1966
ロロ・ピアーナ ジャパン 03-5579-5182
ブルネロ クチネリ ジャパン 03-5276-8300
ダンヒル 0800-000-0835
トッズ・ジャパン 0120-102-578
リシュモン ジャパン セラピアン 03-4572-4930
ストラスブルゴ カスタマーセンター 0120-383-563



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