「お客様じゃないんだから遊んでないで手伝えよ」義実家での夫の「キャラ変」にドン引きする妻。原因はまさかの◯◯◯

「『わかった。だったら下の子見てきて、チョー泣いてるし』と夫に言ったんです。びっくりするくらい作らない、ありのままの私の言い方で」

すると、夫は一瞬だけいつもの柔和な表情になりかけたものの、すぐに頬を緊張させ、かんなさんに向けて大きな声を上げた。

「『そんなもん泣かせとけばいいだろ、お前がそうやってすぐ機嫌取りに行くから子どもがつけあがるんだよ』と言いました。周りの伯父さんたちが『まあ、ちょっと行ってやりなよ』と気を使うほどの勢いでしたね。ア然、です」

言葉そのものの激しさにダメージを受けた以上に、かんなさんは夫が見せる普段とのギャップに気持ちがついていけず、しんどさを感じた。ただでさえ疲れを感じる義実家への帰省だが、夫の不自然さがそれに拍車をかける。

そんな妻の思いを知ってか知らずか、夫は帰りの車に乗り込んで数分と経たないうちにいつもの姿に戻ったという。

「帰りの車で早速問い質したいと思いましたが、子どもの手前我慢しました。それで帰宅して子どもが寝たあとに、聞いてみたんです。お袋、とか、お前とか、いつも使わない言葉使い出すの、なんでなの？ と」