自分勝手なふるまいしてませんか?
朝早くから電車に乗り込むも、車内は満員。すし詰め状態になった車内は身動きが取れず、まさに地獄。通勤に不快感を抱き、「痛勤」になっている方はほとんどだと思います。
ただでさえ苦痛な電車内だというのに、乗車マナーが悪い人がいると気分は最悪。一刻も早く降車してくれることを祈るばかりです。
普段から乗車マナーを心掛けている人からすると信じられないかもしれませんが、乗車マナーの悪い人の中には、無自覚でやっている人が多いこともまた事実。
ということで、今回は電車内の迷惑行為を解説していきます。無自覚で迷惑行為をしてしまっていることもあるので、ぜひご覧ください。
扉付近をナワバリにしている人
乗り降りの邪魔過ぎる。
電車に乗るや否や、自分の立ち位置はここだとばかりに扉の前に寄りかかる人、いますよね。
乗車マナーとして心掛けたいのは、車内の中ほどまで進むこと。車内アナウンスでも流れているのにも関わらず、出来ていない人は結構多いです。
「どうせすぐに降りるし、詰めなくてもいいだろ」と思っている人のせいで、扉の前が混雑しているのに、中ほどまで行くと意外と空いているという事態に。
さらにマナーが悪いと、リュックを前に抱えずに座席の端の仕切りにもたれかかってきます。ここまで来ると、無自覚でやっているなら怖いレベル。
自分が良ければそれでいいという考えを捨てて、出来るだけ多くの人が快適に過ごせる車内を目指しましょう。
降車時に我先にと降りようとする人
押さなくても、勝手に降ります。
降車時にもマナーの悪い人がいます。
満員電車で降車する時、後ろの人に押されるという経験ありませんか? 「そんなに押さなくても、こっちも降りるって!」と思わず言いたくなってしまうほど、心証が悪い行為です。
自分が下りる予定がない駅だとしても、扉付近にいる人は一旦降りて、車内の奥にいる人が降車できるようにすることは、基本的な乗車マナーです。
降車時に我先にと降りようとしている人には、そんなに焦らなくても扉の前は自然に通れるようになることを知ってもらい、人を押してまで降りようとしないでいただきたいですね。
もしも前の人に降りる気配がなかったとしたら、押すのではなく、一言声をかけるなどして欲しいですね。
車内でパソコン作業をする人
隣のスペースが激減。
車内でのパソコン作業も迷惑な場合があります。
もちろん、人が少なく隣のスペースに余裕がある場合は迷惑行為にならないですが、隣に人がいる場合は、かなり迷惑。
どんなに気を付けていたとしても、キーボードを打つ時に肘は張ってしまうもの。両隣の人にとっては、キーボードを打つたびに肘が当たってしまうなんてこともありえるでしょう。
それに加えてタイピング音がうるさい場合は耳からもストレスが溜まります。
肘が当たらないように気を付けていたとしても、音が鳴らないように気を付けていたとしても、両隣の人にとっては迷惑なのには変わりません。
相手がどう思っているかを決めつけるのではなく、「不快に思うかもしれないから辞めよう」の意識で行動しましょう。
いかがでしたでしょうか?
辛い電車内も、乗車マナーをしっかり守る人が増えれば少しは快適になるかもしれません。マナーを徹底して、少しでも電車内のストレスを軽減していきましょう!
PHOTO:Getty Images
TEXT:FORZA STYLE