ーえ、マジ?6時間もかかるの?
この発言に真司さんはムッとしたそう。
「渋滞は仕方のないこと。それに運転しているのは僕です。もう少し配慮のある言葉を掛けてくれてもいいのに…。もちろん子供の面倒を見るのが大変なことは重々承知しています。でも、なんか嫌だなと思ったことを覚えています」。
ノロノロ運転がはじまり、真司さんは睡魔が襲ってくることを恐れ、妻にガムをとってと声を掛けた。すると妻から逆ギレされたんだと言う。
ーあと、少しで寝るところだったのに!!!ガムくらい自分でやんなよ!こっちは忙しいの!
子供が起きてしまったと怒った妻は、真司さんにガムを投げつけたそう。
「驚きましたよ。運転している人にモノを投げるなんて…」。
さらに運転にも文句をつけてきたと話す。
ー車間距離もっと詰めたら?
「僕も日頃から運転しているわけじゃありませんが、ペーパードライバーの妻に言われたくありません。だったら運転してみればいいんじゃない?と言ってしまいそうでした」。
【後編】では、妻の態度にさらにイライラを募らせ、離婚が頭に浮かぶ真司さんを追っていく。
取材・文/悠木 律
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