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LIFESTYLE 女たちの事件簿

「車間距離もっと詰めたら?」「6時間もかかるの?」運転もしないくせに文句ばかり言う妻にうんざり。お盆のUターン渋滞に垣間見える夫婦の亀裂。「だったら自分で運転すれば?」

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。

3連休最終日。お盆前ということもあり、今日は各地で渋滞が予想されている。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう話す。

「NEXCO東日本は、下りが8月12日に関越道で最大40km、上りは8月12日夕方に関越道で最大40kmの渋滞を予測しています。3連休のみ休みの人もいれば、13日からのお盆を休みにしている人が入り乱れ、渋滞を免れるのはなかなか難しいかもしれません」。

連休に渋滞はつきものである。

「一気に人が動くので、どうしても起こってしまいます。JARTICによると12日7時現在、小さな渋滞が始まっているようです。夕方にかけて高速道路に乗る方も多いことでしょう。どうか安全運転で旅を楽しんで欲しいものです」。

今回、お盆休みの渋滞について取材をしていくと車内での過ごし方で夫婦喧嘩になってしまったというある男性に話を聞くことができた。

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©︎GettyImages

小島真司さん(仮名・39歳)は、妻と3歳の娘、4歳の息子の4人家族だ。これまで帰省は新幹線を利用していたが、子供が2人になったことを機に車を購入したと話す。

「幼い子どもを2人連れての帰省は、なかなかハードルが高くて。おむつ替えとかもありますし、とにかく荷物が多い。今後もしばらくは車の方が便利だよねと妻と相談を重ねて購入しました」。

荷物を制限する必要もなく、車は便利だなと改めて感じていたそう。

「ちょっとした買い物なんかも格段に楽になりました。駐車場代など、維持費はバカになりませんが、そこは必要経費と割り切っています。先輩に話を聞くと習い事の送り迎えなんかにも便利らしいので、今後も車移動をメインに考えていたんですが…」。

理想はもろとも崩れることになる。それは車を買ったばかりの去年のお盆休みのことである。

「初めて車で帰省することになりました。2人とも免許はありますが、妻はペーパードライバーなので、僕がメインで運転をして、妻が後ろの座席で子供たちの面倒を見るスタイルに。話し合ったわけではありませんが、成り行きでそうなりましたね」。

行きは渋滞を避けるために、夜中に出発をしたのでさほど問題はなかったそう。

「3時に出発しました。妻は後ろの座席で子供の面倒をみながら、寝たり起きたり。ちょっと羨ましいなという気持ちがなかったわけではありませんが、僕の実家に帰ることもありグッと堪えました」。

問題が起こったのは帰りだ。

「子供のお昼寝の関係など、いろいろとやっていたら、結局渋滞ど真ん中の時間に帰ることになってしまったんです。出発したのは17時頃。この時点では妻も途中でできれば、運転代わるよ、なんて冗談話をしていたんですが…」。

高速道路に乗って早々に、渋滞情報を知らせる電光掲示板が見えた。真司さんは覚悟を決めたと話す。

「混んでいなければ、都内の自宅まで3時間半ですがこれだと倍以上、かかりそうだねと妻に話をすると…」。



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