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運転に自信のある人ほど注意!梅雨前に確認すべきこととは?

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■タイヤの摩耗具合も確認したい

スリップ事故を防ぐには、なにより速度を控えて走行することが重要です。雨で濡れた路面は制動距離も長くなることから、車間距離もいつもより長めにとり、カーブでも直線でも、スピードを出しすぎずに運転する必要があります。

ただやはり、日頃からタイヤの摩耗具合もチェックしておくことは必要。JAFによると、雨天時の制動距離はタイヤの残り溝に反比例して長くなる傾向があるそうで、乾いた路面ではほぼ同等だった制動距離が、濡れた路面では、溝の深さが新品タイヤの4分の1しかなかったタイヤ(を履いたクルマ)は、制動距離が新品タイヤ(を履いたクルマ)の約1.5倍も長くなったそう。

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JAFによると、乾いた路面ではほぼ同等だった制動距離が、濡れた路面では、溝の深さが新品タイヤの4分の1しかなかったタイヤでは、制動距離が新品タイヤの約1.5倍も長くなったそう

摩耗とともにタイヤの排水性能が低下していくことが原因ですが、晴れた日には問題ないと感じていたタイヤも、雨の日には突如として危険を感じるようになるため、タイヤが摩耗しているクルマを雨の日に運転する際は、特に慎重になることが必要。また、JAFによると、雨の降り始めは、降雨によって路面にホコリや泥などが浮き上がってくるため、特に滑りやすくなる傾向があるそう。「まだ本降りじゃないし」と油断することなく、雨が降ってきたら車間距離長め、スピードを出しすぎないという「雨の日の運転」に切り替えましょう。

また、JAFによると、雨の降り始めは、降雨によって路面にホコリや泥などが浮き上がってくるため、特に滑りやすくなる傾向があるそう。「まだ本降りじゃないし」と油断することなく、雨が降ってきたら車間距離長め、スピードを出しすぎないという「雨の日の運転」に切り替えましょう。

 

■ボディへのダメージにも注意を!!

雨が多い季節は、降雨によるボディへのダメージにも気を付けたいところ。雨の成分には有機物や重金属類、ナトリウムなどの不純物が含まれており、これらがボディに降り注ぐことで、ボディにダメージを与えてしまうのです

ボディに降り注いだ雨を放置すると、水分が蒸発して不純物がシミのようにボディ表面へ残ります。しょっちゅう雨が降るからと、洗車をせずに放置すると、雨が降るたびに不純物が堆積、どんどん汚れが落ちにくくなるほか、雨に含まれる酸性成分による影響で、ボディの塗装面を侵食していってしまいます。

できれば、毎回洗車をして丁寧に拭き上げまでしたいところですが、雨で濡れているうちに拭き取るだけも違います。クルマにとっても何かと大変な雨の季節ですが、安全に運転するため、また愛車をきれいに保つため、頑張ってメンテナンスをしましょう。

Text:吉川賢一
Photo:Adobe Stock



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