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運転に自信のある人ほど注意!梅雨前に確認すべきこととは?

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■最重要装備であるワイパーは、年に一回はブレードごと交換を

雨の日の視界確保にはなくてはならない装備である「ワイパー」。夏は強い日差しに、冬は過酷な冷気のもと、雨や風などにもさらされっぱなしという、過酷な状況におかれているワイパーは、クルマの消耗品においても、劣化が早いパーツのひとつです。

ワイパーは、ワイパーアーム、ワイパーゴム、そしてワイパーブレードという3つのパーツで構成されています。劣化が見た目で分かりやすいのはワイパーゴムですが、そのワイパーゴムをフロントガラスに密着するように、ゴムに圧力をかける役目をするワイパーブレードも実は劣化していきます。

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ワイパーはゴムだけでなく、ブレードも重要。交換の際はブレードごと交換するのが適切

ワイパーブレードは、曲率を持ったガラス表面に密着できるよう、ある程度しなるようにつくられています。雪が厚く積もったフロントウィンドウを、むりやりワイパーで払おうとすると、カンタンに曲がってしまうことも。曲がってしまうと、ガラス表面に密着できなくなるため、いくらワイパーを動かしても、水滴をぬぐうことができなくなってしまいます。

ワイパーブレードは、ワイパーゴムとセットで交換する、と考えたほうがよい部品です。使用環境によって差はありますが、一般的には「一年に一回はワイパーブレードごと交換するのが望ましい」とされています。

 

■湿気でガラスが曇るのを防ぐには、ガラス内側をきれいにしておくこと!!

雨の日の視界確保において、もうひとつ重要なのがフロントガラスの曇り防止です。梅雨のように、湿気が多くて蒸し暑い季節は、クルマに乗り込んだあと、ガラスが曇ることがあります。走行するうちに徐々にフロントガラスが曇ってきて、視界が狭まり、焦った経験がある人は少なくないでしょう。

JAFによると、このガラスの曇りは、人間の呼気や衣服、傘などについた水分が蒸発し、その水蒸気がフロントガラスの内側の汚れに吸着して結露となってしまうことが原因だそう。

ガラスの内側は、目には見えないホコリや手垢、たばこのヤニなどで汚れており、汚れていることで水蒸気が吸着しやすくなり、曇ってしまうそう。フロントガラスというと、外側をきれいにするという意識があるかと思いますが、常に良好な視界を確保するためには、内側もきれいに保つ必要があるのです。

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雨の日の視界確保において、ワイパーとともに重要なのがフロントガラスの曇り防止。フロントガラスの内側が汚れていると、曇りやすくなってしまう

フロントガラスの内側を掃除するには、薄めた中性洗剤を付けたタオルで水拭きしたあとに、乾拭きで仕上げると、手軽できれいに汚れをとることができます。ガラスクリーナーを使用するのであれば、外側のガラスのクリーナーを使うのではなく、ガラスの内側掃除専用のものを使うようにしてください。

それでも曇ってきてしまった場合、窓を開けて曇りを解消したいところですが、雨の日に窓は開けられませんよね。そのときはエアコンを活用しましょう。このとき、湿気の多い外気を取り入れるのではなく、除湿した空気を車内で循環させる「内気循環」にしておくといいとのこと。それでもガラスが曇るようであれば、フロントガラスに空気をあてるデフロスターや、リアガラス用のデフォッガーも利用し、素早く解消します。



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