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【後編】我を忘れて刃物を……。歌舞伎町ホストに一目惚れした風俗嬢の末路

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それは、高速道路のサービスエリアだった。

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「サービスエリアには、昼夜問わず長距離トラックの運転手が仮眠をしているんですが、そこに営業をかけるんです。

露出度の激しいミニスカートでドアをノックして、『30分2万円でどうですか?』と声をかけると、けっこうな割合でOKしてくれるんです。

カーテンを閉めて後部座席に移動すれば見られませんからね。車の振動だけ注意して、客を取りました」

高速道路のサービスエリアで長距離トラック運転手をターゲットにするとは恐れ入ったが、エミさんの「金とタクトさんへの執着」はいっそう高まった。

エミさんが必死で稼いでホストクラブに通い、売掛金も順調に減って来たある日、予想外の出来事が起こった。

「いつも通り朝出勤して接客をした昼間、生理になったんです。

いつもなら海綿を膣に入れて経血を止めて接客するんですが、その日に限って体調がすぐれませんでした。夜はホストクラブに行くつもりだったので、午後は休もうと自宅に帰ったんです。

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でも、玄関のドアを開けたら、玄関に見知らぬハイヒールが脱ぎ捨ててある。

一気に頭に血が上って、もう急いで部屋に行きました。そしたら、ベッドで見知らぬ女とタクトが裸で抱き合っていたんです。

もうその時の記憶はありません。気づけば、キッチンから包丁を取り出して両手で持ち、ベッドで震えている二人めがけて刃を向けていました」

タクトの売上に貢献して『特別な存在』になろうと必死で客を取って日銭を稼いでいた自分が惨めでした。女の顔を見ましたが、私よりもどう見ても年上の女性でした。

『出てけ!』と叫んで女に包丁を向けたその時。タクトが叫んだんです。

『包丁の刃が上に向いているぞ。下に向けるんだ!』って。



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