不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。
高林啓介さん(仮名・50歳)は、大学生と高校生の子供と妻と東京に暮らしている。年収はついに1000万円を突破。勝ち組と思われてしまいそうな金額だが、私立高校と私立大学に子どもを通わせるとなると何かと厳しい家計状況について【前編】では話を聞いてきた。後編では啓介さんが妻に「働いて欲しい」と言ったことがきっかけで起こったバトルについて、詳しく話を聞いていきたい。
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©︎GettyImages
「そもそも我が家は僕が金銭管理をしています。妻に任せていた時代もあったんですが、とにかく貯金ができないんですよ。あればあるだけ使っちゃう。さらにクレジットカードも持たせると危険で、お金を使った感覚がないのか、ものすごい勢いでいろんなもの買ってしまうんです。それに気がついたのは、新婚3年目くらいのとき。それ以来、基本的に僕が学費などの手続きもやるようにしています。妻には生活費を渡す形です」
だからこそ、啓介さんは家計が苦しいこともよく理解している。
「妻には食費や日用品の購入、それから彼女のおこずかいも含めて20万円渡しています。ローンや光熱費、通信費などは、すべて引き落としにしているので僕管理。彼女の生活費からは出ていませんから、どれくらいなのか知らないかもしれません」。
ある日のことだ。昨今の値上げで食費が上がっているから、少し生活費を増やして欲しいと妻が申し出てきたという。
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