「あの声で とかげをくらうか ほととぎす」
この世の森羅万象のウラ側を、FORZA STYLEの取材班が徹底取材。あなたの暮らしを守る、独自レポート。
80代の両親をもつ近藤祥平さん(仮名・52歳)は、高齢者ドライバーの起こす交通事故のニュースを見るたび、寿命を縮めている1人だ。田舎暮らしなので車がないとやっていけないことはわかっているものの、老いた両親の運転は目に余るものがあるという。【前編】では、孫が母の免許返納に一役買ってくれたエピソードを聞いた。【後編】では父の免許返納にまつわる苦闘を詳しく聞いていこう。
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「うちの父はゴルフをするんですね。だから、車は欠かせないというのが持論。俺からゴルフを取り上げるということは死ねということだ!とか極端なこと言い出すので、車に乗るなとか、免許返納とかそういうことはなかなか言い出すことができませんでした」。
さらに母親が運転をやめたことで、父の運転がさらに需要を増したと話す。
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