【後編】賞賛されたくて…SNSで自分を偽る女性たちの、過激すぎる「裏アカ」事情

「撮影している時は、いかにバズらせるかを考えながら撮っています。肝心な部分が見えそうで見えないギリギリの画像に、男性ファンが昂ることも理解しました。

コミックエッセイでの結衣は艶やかなランジェリーをつけていますが、私は夫に怪しまれるので、絶対にNG。だから、腕やロングヘアの他、リビングに飾っている花や窓から差し込む日差しなどで、工夫しながら隠すべき部分を隠しています」

撮影はいつ行うのだろうか。

「息子と主人を送り出した午前中に撮影しています。日差しのある自然光のほうがキレイに撮れるんです。さらに美肌加工をするので、肌は陶器のように白くなめらかになりますね。美肌アプリはメイク機能もあるため、口元を出す際は唇をピンクの口紅で彩り、ツヤが出るようにします。

髪の色も栗色やブラウンに加工できるので、飽きられないよう様々な私を見てもらえるよう工夫しています。背景も室内だけではなく、アプリを駆使して海外のゴージャスなベッドルームや青い海が美しいリゾート地、満天の星が煌めく大自然を取り入れたものもあります」

素性がバレるリスクはないのだろうか。これが一番気になるところだ。