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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】某事務所も揺れる男性への性被害問題!当事者たちの胸の内。

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「ハッとしました。そもそも僕は、性被害と聞いただけで被害者は女性だと無意識のうちに思ってしまっていたので。そういうこともあるのかと」

困り果てて友人に話をしたところ、「ラッキーじゃん」「アゲ膳じゃん」と彼の気持ちとは裏腹にポジティブな言葉が返ってきたんだという。

「彼は驚愕したそうです。自分はこんなに恐ろしいことをされたのにも関わらず、ラッキーだなんて。それ以来、中学には行けなくなってしまったそうです。彼もそのときはわからなかったみたいですが、大人になって同意のない行為は性被害になると知ったと話しました」

その話を聞いて真さんはあることを思い出したという。

「そういえば!と。僕にも同じような経験があったことを思い出したんです。僕はもっと小さい小学生高学年の頃。うちはシングルマザーの家庭で母は帰りがいつも遅く、21時近くなることもありました。僕には、4つ上の姉がいて、姉はよく友人を家に招いていたんです。

あるとき、帰ると姉は寝てしまっていて、友達は1人で漫画を読んでいました。僕もよく会っていたから、警戒心はゼロ。いつも通り、隣に座って一緒にお菓子を食べました。

手が汚れたのか洗面所に行った彼女がちょっとと言って、僕を呼んだんです。なんの気無しにいくと、そこで彼女は半裸になっていました。実際のところはブラジャー姿になっていたんです。

僕がびっくりしているとぐっと手を引っ張り、胸のところにあてがったんです。僕がびっくりして手を離すと次はブラジャーを外してもう一度同じことをしました。

そして揉んでみてと言われたんです。僕は何が何だかわかりませんでしたが言われるがまま、胸を揉みました。そのとき、姉が起きたような気配がして、彼女は急いで僕を洗面所から追い出したんです。一瞬のことでした」



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