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LIFESTYLE 女たちの事件簿

ジャニーズ問題は氷山の一角。一般人男性が語る「私の身に起きた、意外すぎる性被害の記憶」

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。

性被害というキーワードを耳にしたとき、多くの人はその対象が女性だと思いがちだ。しかし、性被害の被害者は女性だけではない。

男性の場合も大いにある。これまで表面化しにくかった男性の性被害がにわかに注目を集めている。ほかでもない、某大手芸能事務所の問題がその口火を切ったのだろう。

そもそも性被害は、男性であれ、女性であれ口外しにくい性質がある。そのなかでも男性の性被害の特徴としてよく挙げられるのが、男らしさの刷り込みや冒頭に述べたような性被害者=女性という思い込みだ。

そんな性被害に対して、内閣府が行った16〜24歳の若年層へのオンラインアンケートによると男性の場合は言葉による性暴力が最も多く、次いで身体接触を伴う性暴力、情報ツールを用いた性暴力となった。

危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう話す。

「性被害というと女性に焦点が当てられるケースが多く、男性や性的少数者は見過ごされてきた現実があります。その結果、そもそも性被害として自覚できない……そういったケースも多くみられます。さらに相談窓口や支援が不十分なことも課題です」

大人になるまで性暴力だと自覚することができなかった経験をもち、今回苦しい中でも取材に応じてくれたのが菅原真(仮名)さんだ。

「性被害と聞くともっとパワーのある行為というか、いわゆるセックスに通ずるものをイメージしていました。だから、それが性被害だと気がつくのにはかなり時間がかかりました。というか、最近になって知ったんです」

©Getty Images


それが起きたのは、真さんが何気なく新聞を読んでいたときのことだった。

取材/文 悠木律

▶︎真さんが知った性被害の意外な“事実”とは


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