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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】某事務所も揺れる男性への性被害問題!当事者たちの胸の内。

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「近所に立ち飲み屋があるんですけど、僕そこの常連で。帰りにいっぱい引っ掛けて帰るのがルーティンになってます。そこでよく合う人がいて、話をしてみたらすごく気が合って意気投合したんです」

真さんも彼も自転車に乗るのが趣味で、そこから話が発展したんだという。

「いろいろ話しているうちに、彼がLGBTQ であることを打ち明けてくれました。打ち明けられたなんていうとひそひそというイメージになってしまいますが、実際はかなりあけっぴろげで。その感じがすごくよかったんです。なんていうんだろう、こちらに気を使わせないというか……。

そのことがきっかけで、さらに人間的に彼のことが好きになりました。それにかなり信頼度が増しましたね」

2人は待ち合わせているわけではなかったが、週に1度は立ち飲み屋で遭遇をした。そして徐々にプライベートな話もする仲になっていったという。

「あるとき、彼女とか彼氏とかそういう話になったんですね。そのとき、彼が昔、性被害にあって……という話を始めたんです。まずは性被害のことをなんていうか、フランクに話すことに驚いたことを覚えています」

それは彼が中学生の時の話。このとき、彼はまだ自分の恋愛対象が女性なのか男性なのか、わからない状況だったという。

「彼は結構イケメンなんですよ。だからかなりモテたらしいんです。何人かとお付き合いしたみたいですが、そのうちの1人の先輩が、襲ってきたというんです。

彼はその頃はまだキスするのも抵抗があったそうなんですが、家に行ったらそういうことでしょ!と迫られて、半ば強引にそういうことになってしまったと。ちなみに初体験だったそうです」

彼はこの行為のことを性被害だと言い切った。



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