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【後編】昭和の管理職おじさんが直面する50代の憂鬱

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「これから先の人生を考えています。50歳の転職……正直、心が折れそうです。今まで何をしてきたかと問われて、答えられるのは管理職くらいですから。管理職なんて、どこの会社もいらないでしょう。それ以上の何かがなけりゃ。一体、自分が何をしたいのか、何ができるのか、毎日自問自答して考えています」

人手不足が叫ばれる一方で、50代での転職は難しいのもリアルだ。ただ、70歳まで働かなければ生活をしていけないとなると悠長なことも言っていられない。

50代での転職には、キャリアと給与のバランス、健康面への不安、完成されすぎた企業人像など、さまざまな弊害がある。デジタル化についていけないという人もいるかもしれない。しかしそれをひとつひとつ乗り越えていかなければ先はない。

こだわりや思い込みを捨て、選択肢を広げること、さらにはキャリアコーチングを受けたり、学び直しをするのも一考だ。

いずれにしても人生の後半戦は確実に長くなってきている。キャリアも人生プランも今一度、考え直す時期はもうすでに訪れていると肝に命じたい。

Text:悠木律



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