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次はどうなる?5代目マツダロードスターNE、いまわかっていること

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■共用化を余儀なくされたNC型、新世代のコンパクトスポーツを目指したND型

その後、2005年に3代目(NC型)が登場。このNC型では、ロードスターとして初となる日本カー・オブ・ザ・イヤー(COTY)を受賞しました(NA、NBは10ベストカーまで)。レクサスGS、アウトランダー、シビック、スイフト、ノートなど、実用車が多く登場したなかで、2ドアのオープンスポーツカーが受賞となったのは、当時のCOTY選考委員たちがこのようなスポーツカーを求めていたからなのでしょう。

NCでは、RX-8とシャシーが共用に(NC用に改造したうえで採用)。車両重量はNBよりも80kg増となりましたが、前後重量配分50:50は守られました。基準エンジンも2.0Lに排気量アップされています。衝突安全性と車室内快適性の向上のため、ボディサイズ拡大が当たり前の時代でしたが、サイズアップをここまでに抑えたあたりには、マツダのこだわりがうかがえます。このNC型の総生産台数は、約23万台でした。

クルマの背骨となるパワープラントフレームの効果で、遅れのない加速レスポンスを実現している(写真はNDロードスター)

2015年に現行の4代目(ND型)が登場。S660、アルト、レガシィアウトバック、エクストレイルハイブリッド、テスラモデルSなど、軽スポーツカーからバッテリーEVまで、幅広いジャンルのクルマが登場した年に登場となった現行ND型は、NCでやや大きくなった全長を105mm短縮し、ホイールベースも20mm短く、重量も約100kg軽量化。1.5Lガソリンエンジン車に6速MTまたは6速ATを組み合わせ、ライトウェイトスポーツの見本として進化しました。2016年にはロードスターRFも登場。2023年2月時点での総生産台数は約23万台です。

現在(2023年3月末)のラインアップは、ベースグレードの「S」(268万円)、特別仕様車の「990S」(295万円)、同じく特別仕様車「ブラウントップ」(325万円)、「Sレザーパッケージ」(325万円)、上級グレードの「RS」(342万円)となっています(全てMT車の価格)。



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