ハンバーガーメニューボタン
FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
CAR 得するクルマ生活

次はどうなる?5代目マツダロードスターNE、いまわかっていること

無料会員をしていただくと、
記事をクリップできます

新規会員登録

■ロードスターの礎を作ったNA型、それを踏襲したNB型

初代ロードスター(NA型)が誕生したのは1989年のこと。当時の日本はバブル経済の絶頂期であり、好景気の波に乗って、初代セルシオやMR2、スカイライン(R32)やフェアレディZ(Z32)、インテグラ、レガシィなど、名車が多く登場した年。そんななかでも、たったの120馬力しかない1.6Lエンジンの2ドアオープンのNA型は、ひと際光る存在でした。

可愛らしいデザインとは裏腹に、縦置きエンジン、トランスミッション、リヤデフまでをアルミ製パワープラントフレームで直結したことで、遅れのないレスポンスを発揮。また、前後重量配分50:50、しかも1000kg以下という優れた車両諸元をもちながら、前後サスにダブルウィッシュボーン式を採用したり、ブレーキも前後ディスクブレーキを採用するなど、装備も贅沢なものが奢られていました。このNA型の総販売台数は約43万台。現時点では、歴代ロードスターで最も売れたモデルとなっています。

全長4000ミリ前後、全幅1700ミリ前後、車重1000kg前後を踏襲している歴代ロードスター。NA型とND型には25年もの時間が空くが、ほとんど諸元を変えずに継承しているのは驚き

1998年には2代目(NB型)へフルモデルチェンジ(この年も、アルテッツァ、レガシィ、R34スカイラインといった名車が登場した年でした)。NB型は、NA型をベースにシャシーやエンジンを改良したもので、いわば「NA改」というようなモデル。そのため、NA用のパーツをそのまま使うことができ、走り好きの間では非常にありがたがられました。

とはいえ、対人衝突安全性確保のため、リトラクタブルヘッドライトは固定式へと変更、全車エアバッグを標準装備するなど、時代に沿った安全性確保は抜かりなく行われ、総販売台数は約29万台、NAに次いで売れたモデルとなっています。



RANKING

1
2
3
4
5
1
2
3
4
5