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次はどうなる?5代目マツダロードスターNE、いまわかっていること

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■次期型でも、ガソリンエンジン車のみとなるのでは?

このような歴史をもつロードスターですが、次期型ではどのような姿となるのでしょうか。もっとも気になるのはやはりパワートレインですが、筆者は少なくとも次期型では、ハイブリッド化やバッテリーEV化は考えにくく、既存の1.5Lガソリンエンジンの改良版を使っていくのではないかと考えています。

マツダには、優れたディーゼルエンジン技術や、スカイアクティブXのような新技術もありますが、軽量であることに価値があるロードスターには相応しくありません。マツダは2030年までに全車電動化とする戦略を立案しているため、いずれは(マイルドも含む)ハイブリッド化は必須ですが、2030年の直前までは、前述のようにハイブリッド化や新規エンジン採用はしない戦略をとると考えられます。

2022年11月22日、マツダが「中期経営計画のアップデートおよび2030年の経営方針について」のプレゼンで発表したコンセプトモデル、「ビジョンスタディモデル」

デザインに関しては、マツダが2022年11月に発表した「中期経営計画のアップデートおよび2030年の経営方針について」のプレゼンの中で登場したコンセプトカー「ビジョンスタディモデル」がヒントになるかもしれません。低いフロントノーズやワイドなリアフェンダー、小さなキャビンなどは、ND型の延長線上にあるようにみえます。コンセプトカーと生産車のデザインの乖離が小さいマツダですから、大いに期待したいところです。

 

■まとめ

先日、取材の一環で、初代ロードスターで首都高を走る機会がありました。手の内で楽しめるサイズ感や、1.6Lエンジンと5速MTの過不足ない加速、低いアイポイント、小気味良いハンドリング、オープンエアの爽快感など、最新の装備なんてなくとも、実に味わい深いドライブを体験させてくれたロードスターからは、唯一無二の存在感を感じました。

時代が変わっても、ロードスターであることを守り続けてきたロードスターが、次期型でどのような姿をみせてくれるのかは、クルマ好きとしては非常に気になるところ。NE型の登場が非常に楽しみです。

Text:Kenichi Yoshikawa
Photo:MAZDA
Edut:Takashi Ogiyama



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