さて、ココまではコロナ前の資金繰りでしたが、コロナ禍のこの3年はどうだったのでしょうか? さらにググると、2020年5月に日銀が日産の社債を受けいれるようだと伝える日経の記事に遭遇。事実関係は不明ですが、この時点での格付けは不適格の一歩手前。堕天使への道が懸念される状態でした。また、中国・東風汽車に買収されるのでは? とウワサされた年でもありました。
2021年の業績では連続して無配だった配当も、一転して株主に利益を還元できた日産。しかし、減産ラッシュにたたられた2022年の決算結果が気になってきました。もし無配ならコレかなりヤバい状況にある、ということを証明することになってしまいます。さて、どうなることやら。
単なるクルマ好きのワタシから見れば、いまの日産ってイキオイあるんじゃないの? という感じでした。世界的に911キラーと認識されるスポーツカーのGT-Rは2024年モデルを発表。日産ブランドの存在をアピールしました。売れスジSUVのエクストレイルは評価も高く、また、ミニバンのセレナはいよいよe-POWERモデルが投入されます。軽規格BEVのサクラも好調です。車種整理も一段落したいまは、少なくとも日本市場は回収・巻き返しのターンです。
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